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高原淳プロフィール
高原 淳
1961年北海道帯広生まれ 大阪芸術大学写真学科卒 雑誌・広告を中心にフォトグラファーとして活動 2000年帯広にUターン 2001年、ソーゴー印刷(株)代表取締役就任 2004年、雑誌「northern style スロウ」創刊を機に写真活動を再開 主な写真展 1985年「COMME JE SUIS」(6人展、Gallery・DOT) 1988年「再生」以来、Gallery・DOT(京都)にて定期的に個展開催 ・2005年10月「記憶の中の風景」(Gallery・DOT) ・2006年3月「記憶の中の風景」(弘文堂画廊) ・2007年11月「記憶の中の風景」(Gallery・DOT) ・2009年8月「スロウ20号記念展」(ファインアート器野) ・2010年5月「スロウなまなざし」(Gallery・DOT) ◎月刊しゅん http://shun.tv ◎しゅんプラス http://shun-plus.com ◎northern style スロウ http://www.n-slow.com ◎クナマガ日記 http://www.n-slow.com/blog/index.php ◎ソーゴー印刷 http://www.sogo-printing.com ライフログ
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取材・出張予定の変更または延期が多い。なぜか今週は金曜日まで帯広にいることとなった。出張は土曜日から。この間にできる限りのことをしておかなければならない。頭の中にいくつかの事柄が浮かんできた。
午前中は「業績アップ6ヶ月特訓」第4講の研修報告書を作成。2時間で仕上がった。午後2時半クナウマガジンの企画会議。7時開西小学校でPTA広報担当者向けの写真教室を開く。8時半終了。9時帰宅。11時就寝。 昨日の会議の中でK氏が「導入期・成長期・成熟期・衰退期」のレクチャーをしていました。自分の携わっている仕事はどの期に位置しているのだろうか? そんなことを考えたことのある人は、いったいどのくらいいるのだろう? 非常に重要なことです。これは誰もが意識しなければならないこと。人任せにしておくのはとても危険です。 商品には寿命があります。永遠に成長期であり続けるということはありません。ならば、自分の携わっている仕事、自分が大事だと思っている仕事も、永遠ではないということを知っておく必要があります。 今自分が携わっている仕事というものは、先人たちの労苦の末、形となったものなのです。ひとつの商品を開発するにも、並みの努力では売れる商品にはならない(商品の種類にもよりますが)。今、自分の目の前に仕事があって、それは自分が開発したものではないとするならば、我が社の先人が苦心を重ねて創り出したものなのだと知らなければなりません。 それだけではいけない。当然ながら僕らのすべきことは、次の世代の人たちのために(若手の人たちは自分の将来のために)、新たな商品を自らの手で開発するということです。ここでいう「商品」とは、どちらかというと「付加価値」という意味に近いもの。ふだん作っている新刊本といった商品のことではありません。 新たな商品=付加価値を創造するという仕事。まさにこれこそ、作業ではない「本当の仕事」だと思うのです。そして、ここにチャレンジするためには「時間軸で物事を考える」必要があります。今現在の我が社の商品はそれぞれ「導入期」「成長期」「成熟期」「衰退期」のどの位置にあるのか? これを知っておかねばなりません。もし、成熟期の商品が多く、導入期・成長期の商品が少ないとすれば、やがて危機的な状況を迎えることとなります。成長期にある商品が力強く稼いでくれなければ、会社は収益を上げることができません。したがって、会社の主力商品が成長期から成熟期に移行する前に、次の主力商品となるものを開発しておかなければならないのです。 商品開発が得意な人、苦手な人、関心のある人、ない人・・・。さまざまあるでしょうが、話を個人レベルに置き換えたならば、決して無関心ではいられないと思うのです。 自分の持っている能力、得意技も、永遠に付加価値を持ち続けるわけではありません。必ず陳腐化します。少し前までは撮影技術と暗室技術を持っていれば、カメラマンはそこそこ仕事ができた。けれども、デジカメの時代となり、撮影技術は劇的に簡単になりました(そうではない世界もありますが)。そして暗室技術は不要となり、代わりにフォトショップの操作が必要となった。何よりも、技術的なハードルが低くなった分、感性や価値観が問われることになりました。どのジャンルの仕事もそのように時代とともに変化しています。「今までと同じではいられない」のです。 いつの世でも変わることのない原則は厳然とありますが、必要な能力・技術といったものは驚くほど激変しています。特に今世紀に入ってからは・・・。変化を読み取って、自らを成長させていかないと数年で化石のような存在になってしまうかもしれません。個人は能力開発、企業は商品開発が急務です。 ![]() ▲
by sogopt
| 2011-05-31 09:32
| 経営
完全休養日。出社して仕事をしたい衝動に駆られたが、家の中でおとなしくしていた。NHKの番組「近代中国に君臨した女たち」(宋慶齢・江青)を観る。宋慶齢だけにしておこうと思ったのだが、江青まで観てしまうとは・・・。非常に興味深い内容だった。夕方近くなって床屋さんへ。だが、順番待ちの客が何人もいた。あきらめて、買い物をしてから帰宅。読書。8時半頃就寝。
今、おもしろい本を読んでいるんですが、なかなか前に進んでいきません。おもしろいのに、読み始めると眠くなってしまう。翻訳された本の場合、こういう現象が起こるんです。僕だけかなぁ? 読みたくてたまらない内容なのに、すぐに読み疲れてしまって睡眠の誘惑に負けてしまう。昨夜は日本人の本と交互に読もうと試みましたが、あまり効果はありませんでした。 「知的体力」の重要な一部として、「読書体力」というものが挙げられそうですね。本を読み続けることのできる持久力。それも、娯楽としての本ではなく、自分の知性を高めるような本。一日数ページでもよいから、毎日継続しなければ読書体力は保たれません。特に社会人にはビジネス書を読む習慣が不可欠ですね。 重要なビジネス書の一部は、当然ながら外国人著者によって書かれている本ということになります。言葉の扱い方が異なるためか、生活習慣の違いなのか、翻訳によるものなのか、要因はいくつかあると思いますが、どうもわかりにくいものが多い。読者を混乱させるために書いているのではなかろうか・・・と思わせるような本もありますね。タイトルとまえがきだけは非常に興味深いのに、第1章以降はさっぱりわからない・・・という本。これは出版社・翻訳者の問題なのか、はたまた僕の知性の問題なのか? 欠陥商品として問題になっている様子はないので、たぶん要因は後者にあるのでしょう。 ビジネス書の場合、ビジネスそのものが読者にとっては大きな謎であるわけですから、文章そのものが謎になっている本というのは、欠陥とは言い切れないまでも問題は大きい。日本人著者の本の中にも読むのに苦労するものが多数あります。ある程度、普通の努力でスイスイ読み進むことのできるような本がいいですね。 中身はすばらしいのに、文章表現がわかりにくかったり、必要以上に難解に書かれているために、それが十分に伝わってこないという本が多数あります。 その一方で、今まで難解だと思っていたことが驚くほどやさしく書かれているような本もあります。わかりやすくできるものはわかりやすく表現されているほうがいいですね。難解な内容のものでも、ほどよく噛み砕いて書かれていると読者にとってはありがたい。 顧客視点(読者視点)に立った本づくり。出版社にとってはまだまだ未開拓なのではなかろうか? 僕の想像では、やさしく書くことに抵抗感を持った著者が多いような気がします。編集者の役割が重要ですね。学術書には正確さが求められますが、ビジネス書にはわかりやすさが求められます。何しろ、世の中のビジネスマンには自由に使うことのできる時間が非常に少ない。みんな眠る前の数分とか、トイレの中とか、移動中といった細切れ時間に本を読んでいるのです。短時間で読み進むことのできる本のほうが読者にとって付加価値を感じることができるはず。出版に限らず、消費者のニーズを頭に入れて商品開発を行うことが重要ですね。 ![]() ▲
by sogopt
| 2011-05-30 10:01
| 写真
朝8時過ぎ、日創研札幌研修センターへ。8時半からアドバイザーミーティング。9時から2日目の研修が始まる。2日目のメインは販売実習。午後6時頃終了。10時頃帰宅。
消費者、商品の購入者は何によって「買う」「買わない」を決めているのでしょう? 営業パーソンの第一印象から始まって、実にさまざまなチェックポイントがあるものです。営業パーソンの「売りたい」という意欲が空回りすると、消費者は「売りつけられている」という印象を抱いて、できるだけ距離を置いて対応しようとする。売りつけられることに警戒感が働く。その結果、「買うまい」という意思が次第に強まっていくことになります。 消費者は自分の困っていることを解消する商品や希望を叶えてくれる商品を待ち望んでいます。したがって、対面販売の場合は相手のニーズをどのように引きだしていくかがポイントとなる。勝手な思い込みで自分の売りたい商品を売るという営業の仕方をすると、買い手は引いてしまうことになる。 受講生の方々はほとんどみんな、このような顧客心理はわかっているので、販売実習は洗練されたものばかりでした。ただ、その中でも一消費者として心惹かれる営業パーソンとそうでない人とがいました。その違いは何かというと、「楽しんでいるかどうか」とか「心から自社の商品のことが好きかどうか」といったところにあるのだろうと思います。 商品を販売する上での大前提は「商品に魅力がある」ことでしょう。その上で、自分がいかにその商品の価値を知っているか、思い入れを持っているか? ここが強化されていなければなりません。せっかくのすばらしい価値を持った商品なのに、営業パーソンが義務感で販売しようとしていたら、その魅力がまったく伝わらないということになります。 本当に自社商品に惚れ込んでいれば、それは必ず熱意となる。それは「売り込もう」という熱意ではなく、「知ってもらいたい」という熱意。両者の違いは、まったく正反対に消費者に対して伝わっていくことになります。前者の場合は「売り込まれたくない」という反応を引き出し、後者では「もっと知りたい」という反応となる。 そして、たいていの人間は「知れば知るほど好きになる、ほしくなる」という心理が働いてきます。無理に売り込もうとしなくても、知りたい→ほしい→購入・・・というプロセスをたどることになるのです。 我が社の場合、その取り扱っている商品の多くは「紙媒体」という形態をとっています。商品の価値は「情報」というところにあるのですが、できあがった成果物の大部分は紙媒体。僕はこの紙媒体を徹底的に好きになることが大事なんじゃないかと思うんです。 夜10時、会社に戻ってきて最初に感じたのは印刷物のかすかな匂いでした。いいなぁ、紙とインキの香りは・・・。しゅんのM編集長も同様の感想を述べていました。我が社の営業パーソンの第一の条件は「物質としての印刷物を好きになること」かもしれません。僕は子供の頃に嗅いでいたので当然好きなんですが、みんなはどうなんだろう? 本好きな人はきっと新刊本の香りが好きであるに違いない。僕の場合、本は新しい本が好き。紙やインキの香りとか、角がチクチクしているところとか、紙の微妙な凹凸とか、ページをめくるときの手触りとか・・・。このあたりは、電子書籍では得られない、紙媒体ならではの価値ですね。 商品を好きになる、惚れ込むための入口は、人それぞれあると思います。そのきっかけを大事にすることが大事です。「いいな」と思ったことを深堀する。もっと知ろうとする。知れば知るほど好きなるという法則が働くのですから、商品知識をたっぷり持つということです。そして、自分は自社商品のことをどう感じているのか、どんな価値があると思っているのか、あるいはどんな価値を世の中に提供してきたのかについて、言葉で伝えられるように日頃から準備しておけばよいのだと思います。 昨日は異業種の人たちの販売方法を知ることができて、非常にためになる研修となりました。 ![]() ▲
by sogopt
| 2011-05-30 09:51
| 経営
朝6時半出発。9時45分札幌到着。10時半アドバイザーミーティング。11時全体経営会議。午後から「業績アップ6ヶ月特訓」第4講スタート。1日目は7時頃終了。11時頃就寝。
昨日のメインはポートフォリオ分析でした。非常にわかりやすい内容。そして、グサグサ刺さってくる内容でもありました。我が社は50年以上の社歴がありますから、約半世紀にわたっていろんなものを抱え込んでいるのです。ちゃんと捨てるべきときに捨てておけば、軽快なフットワークで事業活動を行うことができるのですが、「捨てきれない」ものを抱えてしまっています。足かせのようなものがいくつもある。たぶん、社歴の長い会社は、どこも「捨てきれない」という悩みを持っているんだろうなぁ・・・。そんなことを思っていました。 ただし、社歴の長い会社には長年の信頼とか伝統といったものがありますから、何でもかんでも簡単に捨ててよいというものではない。捨て方を考えなければなりません。ここもひとつの重要な戦略。また、「捨てる」に分類されたものの中にも、リメイクできるものがあったりします。だから、「捨てる」が「育てる」に変わったりすることもある。我が社の中にも思い当たる商品があります。 「育てる」「責める」「守る」「捨てる」の4つに分類するだけなのに、ずいぶん考え、ずいぶん悩むものです。明確な基準がないから考えすぎたり、悩むのかもしれません。そして、感覚的にイメージ的に分類してしまっています。明確で誰もが納得するような基準を設けること。ここが大事だということを改めて学びました。 毎年8~9月に作成している経営計画。精度の高い経営計画を作るためには、SWOT分析を行い、その上でポートフォリオ分析を行うというプロセスが欠かせません。それでも「精度の高い・・・」にはなっていませんね。やや反省。いずれにしても、経営計画を立てる上でSWOT分析→ポートフォリオ分析という作業が欠かせないのです。 僕も当然、このポートフォリオ分析を行うのですが、僕が一番考えるのは「攻める」と「守る」の区別です。この商品は「攻める」に位置しているのか、「守る」に移行しているのか? どちらも「収益性」では黒字のポジション。つまり、成長性がどうなのかという問題。商品のライフサイクルでいうと、成長期にあるのか成熟期に入ったのか? ここを読み間違えると、新商品の開発が遅れて、部署全体、会社全体の売上が低迷することになる。できれば、「攻める」から「守る」に移行する少し前に、「育てる」商品をしっかり育てておく必要があります。 我が社の受講生3名のポートフォリオ分析はなかなか興味深いものでした。そんなふうに捉えているのか・・・という新鮮さと、ちょっとした誤解。もっとも、僕のほうが誤解している可能性もありますから、ちょっとした見解の相違というべきですね。このあたりの差異について情報交換するとおもしろそうです。お互い異なる情報を持っているような気がします。 僕の場合は収益性を示す横軸、たとえば「育てる」と「攻める」、「守る」と「捨てる」ではほとんど迷うことはないんですね。けれども、成長性を示す縦軸「攻める」と「守る」ではずいぶん考えます。そして、もうひとつの「捨てる」と「育てる」でもときどき考えることがあります。「捨てる」は必ずしも、終わりではない。これはいったん「捨てる」に分類したけれど、案外よみがえらせることも可能なのではないか? そう思うようなものがあるのです。 時代からちょっとずれたものは使えないものですが、「大幅にずれたもの」は案外使える。そう思うことってありませんか? 写真に例えれば、フィルムで撮影するというのは通常の業務としては「ちょっとずれたやり方」。けれども、4×5などの大型カメラを使ってフィルムで撮影するとなると、デジタルでは表現しがたい味わいを出すことができますから、付加価値としては高いと思います。50年くらいずれていると、案外今の時代では新鮮に感じたりするのです。事業として成り立つのかは疑問ですが、同様に「活版印刷」に着目している会社もあるようです。「捨てる」の中からは、いろんな可能性を見出すことができるかもしれません。 「一事を生(ふ)やすは一事を減らすにしかず」という言葉が昨日は一番印象に残りました。 ![]() ▲
by sogopt
| 2011-05-28 06:21
| 経営
午前8時出発。目的地は4ヶ所。阿寒→川湯温泉→達古武→温根内とまわる。よく運転したし、よく歩いた。そして、よく撮影した。帰り道、恋問の道の駅でエミリーに出会った。車内にいたであろう我が社の人たちには声をかけなかった。きっと元気でやっているに違いない。午後8時頃帰社。「業績アップ6ヶ月特訓」受講生3名とミーティング。さらにPSV受講生とミーティング。もう間もなく帰宅予定。
明日から「業績アップ」第4講が始まります。ここいらでグッと左脳を働かせなければなりません。帰り道の車の中で左脳的な会話をしてきたので、帰社した頃にはちょうどいい具合に頭が働いていました。3人のポートフォリオ分析を見る。なるほどと思うところと、ムムムというところ。どちらも貴重な情報です。全員の認識が一致することはまずありません。異なる情報を持っていれば、異なる結論に行き着くのは当然のことです。 では、全員が同じ情報を持っていたとしたら、同じ結論に行き着くことになるのか? これはそうなる場合もあるし、ならない場合もある。同じ情報を手にしたとしても、自分の持っている記憶とか経験とか価値観といったものは、他人のものとは異なっているからです。したがって、判断基準が違ってくる。結論の導き出し方については、過去何度も仰天するような違いを見せつけられました。「ええっ? どうしてこの情報からこんな結論が出てくるの?」といったもの。だから、情報共有はもちろん大事なのですが、価値観の共有のほうがより重要なのではないかと僕は思っているのです。完全に共有するのは不可能であっても、共通点を増やしていく努力が欠かせません。 自分と他人が導き出す結論の相違。その違いに対して、自分はもっと謙虚にならなきゃなぁ・・・と思うような場面がたくさんあります。当然ですが、自分の出した結論が正しいとは限らない。むしろ、重大な欠陥を持っている場合が非常に多い。だから、自分一人で結論を下そうとすると、あとで大変な状態を招くことがあります。勢いで決めるべきではないこと。そういう種類の選択が迫られた場合は、やはり複数の頭で考えるべきですね。 また、僕がよく感じることは「正解はない」ということなんです。僕もそうなんですが、「正しい答がある」というように思い違いすることが多いんですね。こちらを選ぶとうまく物事が運んで、別な方を選ぶとうまくいかない。最初からそう決まっているかのように、考え違いしてしまうのです。 実際にはそのようなことはあまりなくて、「自分・自社の選択した答」に対して、何が何でもうまくいくように全力を尽くすしかないのです。だから、答は複数あるし、無限にあるといってもいい。他人は別の答が正しいといい、自分はこの答が正しいという。どちらの答もある意味では正しい。であれば、自分が決めた答、下した決断のほうが自分にとっては確信を持つことのできる正解なのだと思います。だから、人からのアドバイスに対して謙虚に耳を傾けるべきなのですが、結論を下すのはもちろん自分です。 結論を出してから迷うようであってはいけない。なぜ迷うのかというと、たぶん動機が不明確、あるいは不純であるためでしょう。自分の選択に対して自信を持つことができないというのは、「なぜ?」という質問を十分に自問しなかったときに起こるものです。「なぜこれをやるのか?」が明確になれば、決めたことをやり続けることができるし、問題が生じたときには変更することができる。目標や計画に欠陥があるのに、修正しないまま延々と非効率的にやりつづけるというのは、動機が不明確か不純であるかのどちらか。このあたりはシビアに自分を観察しなければなりません。僕にも不明確で不純なところがあるなぁ。もっと純度を高めていく必要がありそうです。 本当にやりたいと心から思ったことでなければ、十分な力を発揮することはできないものです。最終的には頭で考えるのではなく、直感的に判断すべきものなのだと思います。ただし、感性が鈍っていると直感ではなく「あてずっぽう」になってしまいますから、日頃から感性を磨くような生活の仕方、仕事の仕方を心がけていくことが必要であるといえましょう。その点、写真は一番のオススメですね。 結論はデータを分析することによってある程度は導き出すことができるものですが、データに依存しすぎるのは危険です。データは重要な基礎資料となるけれど、最終的に判断するのは自分の直感であるべき。左脳だけで判断を下すと、僕の場合はあまりいい結果には結びつかないことが多かったですね。でも、もしかしたら、僕のデータの読み方が甘かったためかもしれません・・・。このあたり、もっと勉強したい分野です。 ![]() ▲
by sogopt
| 2011-05-26 23:49
| 経営
ほぼ一日デスクワーク。作成するべき書類がいくつかあって、それなりに時間がかかった。夕方までにほぼ完成。6時市内の居酒屋で札幌からのお客様と飲み会。アイディアがいくつも飛び出す会となった。ハーマンモデルでいえば、みんなD象限が高いのだろう。これからすごいことが始まるぞ・・・みたいな盛り上がり。9時半帰宅。
仕事を「やらねばならないこと」と捉えている人は、たぶんあまりいいアイディアは出てこないでしょう。「やりたいこと」「できること」と捉えていればアイディアは湧いてくるし、実際にすぐに始めてみたくなってきます。もちろん、実際には「やらねばならないこと」もあるのですが、一生それにしばられる必要はありません。どんどん自分のやりたい仕事の方向へシフトしていけばよいのです。我が社はそれが許される組織であるはず。自分のやりたいことは必ず実現できるんです。 ただし、自分のやりたいことを実現させるには3つの条件が必要となってきます。 ひとつめは「心からやりたい」と思っているかどうか? この時点で「やりたい」と手を挙げていた人の何割かの人は手を下ろさざるを得なくなります。なぜなら、決断できていない人が多いからです。やりたいことを実現させるためにはさまざまな困難を乗り越えなければなりません。それを「自分が引き受けるのだ」という決断。覚悟が必要となってきます。 現状から逃れたい・・・という逃避のパターンとして「新しいことをやりたい」と考える人もいます。自分の本心がどこにあるのか、冷静に自己分析しなければなりません。 ふたつ目は、そのやりたいことが会社の利益に貢献するかどうか? 事業計画として妥当なものであるかどうかということです。といっても、最初から売上・利益を求める必要はないし、むしろ最初から利益を追ってしまうとうまくいかないことが多い。中長期的視点での利益という意味です。会社の付加価値(広い意味での)といったほうがわかりやすいかもしれません。 3番目は社会にとって必要なものであるかどうか、企業文化を高めるものであるかどうか? 自分のやりたいことが世の中の役に立つものであるかどうか? この点を真剣に考えてみて、「これは間違いなく必要なものなのだ」と確信を持つことができれば、やってみる価値があるのではないかと思います。 仮にこれらの3条件をクリアしたとしても、それでうまくいくというわけではありません。どうやって実現させるのか? ビジョン(ゴール)は明確であっても、やり方が定まらないと行動はちぐはぐなものとなる。戦略を立案し、行動計画を立てる。個人レベルの「やりたいこと」であっても、PDCAの「P」がちゃんとしたものでなければうまくいきにくい。「P」はみんなご存じの通り「プラン」のPです。「パァーっとやりましょう」のPではない。我が社の場合、ちょっと注意が必要ですね。もちろん僕を含めて・・・。 やりたいことを実現させるための「やり方」。これには無限の選択肢があります。僕が最近わかってきたことは、自社の能力を正確に評価するのが大事であるということ。そうすると、「やりたいのだけれど自社ではできない」という事柄がわかってきます。そのできない部分は他社に補ってもらわなければならない。 何でもできると思ってはいけない。けれども、他社の協力を仰げば「何でもできる」状態になるのです。自社の強みと他社の強みをどのように組み合わせていくか? ここが重要なのだと、今さらのように気づきました。 これは個人レベルの「やりたいこと」にも同じことがいえます。自分の力だけで「何でもできる」と考えるのは傲慢の極みでしょう。自己完結型の仕事をしていると自分で思っている人でも、必ず周囲の人の助けがあって、ようやく一人前の働きとなっているはず。そして、知らず知らずのうちに自分の強みと同僚の強みの価値交換を行っています。 仕事のできる人はこの価値交換の上手なやり方を知っている人です。自分の強み(価値)を惜しげもなく他人に差し出すことができるかどうか? 求めるよりも先に、与える・差し出す。そのような人が自然にリーダーとなっていく。簡単なことですが、気づく人と気づかない人とがいます。 再び会社レベルに戻って考えると、我が社も「自社の強み(価値)を惜しげもなく他社や社会に差し出す・・・」といった行為が必要であるといえそうです。今現在、事業活動の一部ではそれができていますが、今後もっと必要になってきそうですね。我が社の最大の強み、コア・コンピタンスをよりいっそう社会に役立つものとしていかなければなりません。 ![]() ▲
by sogopt
| 2011-05-26 07:53
| 経営
午前中は取材の準備や事務的な作業。11時札幌に向けて出発。途中やけにゆっくりと走る車が数台。早めに出発してよかった。3時少し前、取材先に到着。取材時間は2時間余り。非常に興味深い話。単に興味というだけではなく、深く考えさせられる内容。ビジネスの可能性は無限だ。それをやり遂げようとするパッションがあるかどうか。業界は異なるが、大いに刺激を受けた。9時帰社。撮影データのコピーやメールのチェック等。やるべきことはずいぶんあるが、このくらいにしておこうか。まだ週の前半だ。
仕事において何が一番大事かといって、パッション(情熱)ではないかと思うのですが、パッションの源泉となるものは何なんだろう? そう考えることがあります。僕はその答をまだちゃんとわかってはいません。けれども、20年近く前にひとつだけ発見したんですね。僕の中では真実だと思えることを。 当時の僕の得た結論としては、「怒りというものは瞬間的なエネルギーにはなりうるが、持続的なエネルギーにはならない」ということ。マイナス感情を前向きなエネルギーに変換するというのは不可能ではありませんが、それをずっと続けるのは苦しいのではなかろうか? 当時僕はそう思ったし、今でもそのように思っています。プラスの感情こそ、プラスのエネルギーになる。怒りとか逆境をバネとする瞬間的なパワーといったものは、多くの人にとって持続可能なエネルギーとはならない。もちろん例外といえる人もいると思いますが。 したがって、目の前の状況を肯定的に捉えるとか、大変な状況を楽しむとか、自分の解釈力を広げるといった作業が必要なのだと思います。エネルギーの高低はあっても、常に何かしらパッションを持ち続けていること。それが重要なのだと思います。そのためにはできるだけ、仕事と人生を丸ごと楽しんだり、好きになることでしょう。この「丸ごと」が大事なんですね。自分の好きな部分だけを楽しもうというのは、食事にたとえれば偏食のようなものであって、どこかでバランスを崩してしまうのです。丸ごと好きになるとか、丸ごと楽しむ。そうすると、心の栄養状態がよくなって、健康的になっていきます。その結果、自分の中から逃避的な行動が減っていき、時間管理がうまくいくいようになるものです。 といいつつも、僕自身まだまだ逃避のパターンはなくなりませんね。ちなみに、僕のパターンは・・・。おっと、うっかり口外するところでした。 丸ごと楽しむことができるようになったときに、本物のパッションが自分の内側から湧き出してくるのかもしれません。ただ、そう簡単には「丸ごと」という域には達しない。どうにも楽しめずにいた8年前のこと。ブレイクスルー研修を受講したときに、講師のローリー・ライダーさんから聞いた言葉が僕にとっては大きな救いとなりました。 「今日の私は明日になれば充分良くはない しかし昨日の私よりは成長している そして今日のためにはこれで充分に良い」 日本語訳としてはちょっと違和感を覚えますが、意味はよく伝わってきます。2003年当時はとっても追いつめられた感覚を持っていたのですが、この言葉で少し楽になった。手帳に挟み込んで、ときどき開いてみると、そのたびにまた少し楽になった。単純かもしれませんが、僕には秒にピッタリな言葉だったのです。 僕にとってパッションの源泉となるものは、自分で自分のことを認めることかもしれないな・・・。もちろん、これだけではないのですが、これが一番の要素かもしれない。だから、「今日はよくやったじゃないか」と自分をほめてから眠りにつくことが、眠る前の習慣として不可欠なのです。言葉には本当にビックリするような力が秘められているものです。 ![]() ▲
by sogopt
| 2011-05-24 23:30
| 写真
朝6時50分出社。7時から次世代幹部養成塾第14講。テーマは「ハーマンモデル」。しばらく出張が続いたため、処理すべき書類やメール類が多い。午前中いっぱい作業を続ける。午後は日本政策金融公庫・公和会役員会。4時頃帰社。6時からミーティング。7時から帯広経営研究会リーダーシップ委員会。今日の勉強会も実におもしろい内容だった。モチベーションが上がるなぁ、この委員会は。9時から個人面談。もう間もなく帰宅予定。
経営者・幹部・一般社員、どの立場の人であってもリーダーシップ能力は必要です。そして、経営者・幹部だからリーダーシップ力が高いと決まっているわけでもありません。むしろ、リーダーシップ力の不足に悩んでいる経営者・幹部のほうが多いのではなかろうか? かくいう僕も、自分のリーダーシップ力不足を痛感している一人です。 ただリーダーシップ力というのはいろんなスタイルがあって、いかにもわかりやすいリーダーシップの発揮の仕方だけではないのです。フォロワーシップを発揮するのもリーダーシップの一種なのだと思います。そう考えると、実はリーダーシップ力が不足しているというのは能力の問題なのではなく、単にやる気・意欲の問題なのだという気がしてきます。本当に現在の状況を変えたい、問題を何とか解決したいという強い欲求を持っているかどうか? それだけの話なのではなかろうか? 今日のリーダーシップ委員会は4月に続いて非常に勉強になるものでした。わずか5名でこんなに中身の濃い勉強ができるなんて、ラッキー以外の何物でもありません。貴重な情報を得ました。今日の勉強の中心テーマは「モチベーションを上げるには?」というもの。そのための具体的実施法について事例の紹介がありました。すごくわかりやすい方法。一度社内で実施してみようと思いました。 少人数の勉強会ではアウトプットの機会が十分に得られるというメリットがあります。インプットだけでは勉強の半分しかできてないと考えるべきでしょう。ふだん僕らは講演会を聴きに行ったりセミナーを受けたりしますが、インプットだけで終わったものはほとんど長期記憶として定着しないものです。「何だかいい話を聞いたなぁ」で終わってしまいます。本当に自分のものとするならば、インプットだけではなくアウトプットに意識を向けるべきでしょう。 OJTについても、せっかく社内で勉強しているのですから、アウトプットに意識を向けたほうが自己成長につながっていくはずです。次世代幹部養成塾でも積極的に発言する人とそうでない人と、少し差がついてきているなぁ。このあたり、勉強会の進め方に改善が必要かもしれません。 「場づくり」の大切さ。リーダーシップ委員会の中でも出てきましたが、場づくりというものにもう一工夫必要なのでしょう。会議の場では「口開きスピーチ」がある程度の効果を発揮しますが、もっと根本的な何かが欠けているような気がしてきました。その問題を解決するためのヒントをいくつか発見することができました。密かに試してみてうまくいったらこの方法を習慣化しよう・・・。 日程調整と時間管理が課題となる6月が目前に迫ってきました。考えてみると、毎年6月が大きな山なんです。スロウの発行間隔が1ヶ月短いというのも理由のひとつかもしれません。ぎゅうぎゅうに詰まってきたスケジュールをどうしよう? 身軽になるためには大胆な仕事の見直しが必要です。たぶん、もっと整理できるでしょう。しばらくの間、グーグルカレンダーを凝視していました。 ![]() ▲
by sogopt
| 2011-05-23 23:02
| 経営
午前9時出発。10時中札内。取材&撮影&昼食。午後も中札内を数ヶ所撮影。意外にハード。4時過ぎ広尾で撮影。6時半頃終了。8時会社で少しだけ作業。8時半帰宅。9時就寝。
昨日の仕事は植物の撮影が大部分でした。今は本当にいい季節ですね。ニリンソウ、エンレイソウ、シラネアオイといった花々が可憐な姿を見せていました。こうした花々が風でそよいでいるのを、僕にしては意外にも情緒的に眺めていました。特に、オオバナノエンレイソウの立ち姿はいいものですね。 ずっと昔から野の花は存在していたのに、それを撮影しようと思ったのはここ7、8年のことです。それ以前は仕事として撮影することはあっても、自発的に撮ることはまずありませんでした。木の枝がどのような造形を見せているのか、あるいは葉の葉脈がどのようになっているのか。こうしたことには関心があったのですが、不思議なことに花にはまるで関心がなかった。本当に「まるで」というくらい、目に入らなかったのです。北海道に戻ってきてからですね。花が咲いていることに気づいたのは。 不思議なもので、そこらじゅうに存在していたとしても、見ようとしなければ見えないわけです。それに、あまりにもありふれていて見えない・・・ということもあります。 これも一種の思い込みなのかもしれませんね。花という存在は知っていても、個々の花の名前を知らず、関心を寄せることもない。そうすると、美しい花なのだけれど、ひとくくりに「雑草」として扱ってしまう・・・。たぶん、そういったことだったのではなかろうか? 2003年以前の僕の認識は。 だから、関心を寄せる、興味を持つということが、人間にとっては非常に大切なのだと思います。興味・関心を持つと、見えなかったものが見えるようになる。気づかなかったことに気づくようになる。そして、わからなかったことがわかるようになる。 特に意識して興味・関心を持つべき対象は、当然ながら「仕事」ということになります。さらに興味・関心を持つべき対象を2つ挙げるとすれば、商品と顧客ということになると思います。自社商品を知る。他社商品を知る。業界の動向を知る。特に、スペックではなく、商品の機能と思想的背景を知ることが重要です。特に自社商品に関しては。 顧客についての興味・関心とは、人間の心理を知るということです。本当にほしいものは何なのか? なりたい状態はどんなものなのか? 何をもっとも大切に思っているのか? どういうデリケートな問題を持っているのか? どういう言葉に心動かされるのか? いろいろあると思いますが、人間というものは非常に複雑にできているので、常に最大限の興味と関心を持ち続けなければなりません。 何よりも、自分に対する興味・関心を深めることですね。他人を知るにはまず自分からなのかもしれません。まず、自分という、よくわからない存在から解明していく必要があるでしょう。第1期次世代幹部養成塾ではTA(交流分析)によって、自分を知るための手がかりを探っていきました。第2期では「ハーマンモデル」を使っていきます。これは脳の働きを知ることによって、自己理解と他者理解を深めようとするものです。 とてもシンプルな理論なのですが、案外深い。そして興味深いし、ビジネスにもさまざまなシーンで応用することができそうです。今朝の次世代幹部養成塾第14講。果たして、受講生の人たちはどのようなポジションにあるのだろうか? 個々のポジションというよりも、どのような分布になっているのかについて僕は感心があります。ちなみに僕はかなり極端な「D象限」でした。 ![]() ▲
by sogopt
| 2011-05-23 09:16
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朝7時半出社。3日分ためてしまったブログを更新。eモバイルが使えなかったため、日誌は毎日書いていたのだが、更新は遅くなってしまった。8時半からは合同企業説明会の準備。資料を揃える。9時50分、ノースランドへ。10時から合同企業説明会が始まった。こちらは3人同時に説明できる態勢を整えていた。いいペースで説明できたのではなかろうか? 昼、O氏に代わってもらい、ジンギスカン大会会場へ。そう、ソーゴー印刷のジンギスカン大会が行われていたのだ。雨天決行で。大会はすでに11時から始まっていた。それでも肉は十分にあった。ひたすら食べ続けるが、近年、僕の焼肉体力の低下は著しい。先週に引き続き、後半失速気味となる。それでも堪能した。僕は満足だ。再び、ノースランドの合同企業説明会会場へ。ふと人数を数えると、我が社の人員は6名もいた。そんなに大勢で対応するのも変だし、学生さんにとってはプレッシャーに感じるかもしれない。僕とM氏は一足お先に退出することにした。
僕はいったん帰宅し、一休みしてから会社へ。次世代幹部養成塾第14講のテキストづくり。苦労しながらも着実に前に進んでいく。別紙資料から先に作成。それからテキストへ。夜10時には本文が完成。いつも通りインデザインに流し込む。0時には人数分の出力まで完了。中綴じの作業は明日にしよう。もうすぐ帰宅します。 さて、世の中大激変という2011年から2012年にかけてですが、就職活動も一筋縄ではいかないと考えられます。その分、新卒の人も中途の人も苦労されることでしょう。我が社がもっといっぱい人を採用することができるならば・・・といつも考えますが、当然ながら限界があります。心ある企業経営者であれば、一人でも多くの人を採用したいと考えるはずです。企業はさまざまな形で社会貢献することができますが、人材の雇用というのは最大の社会貢献なのではないかと僕は思います。力を付けて、もっと人を採用できる会社になろう! 就職氷河期といわれるような年には、いつもそんな考えが頭の中が駆けめぐります。 新社会人になるタイミング。これによって、ずいぶんその人の人生は大きな影響を受けることになります。まったく影響を受けないという人もいるでしょうが、多くの人は多かれ少なかれ受けるものです。売り手市場の年と氷河期の年。ずいぶん差があるに違いありません。 けれども、どうなんでしょう? 軽々しく発言はできませんが、就職の厳しい年に新社会人になった人はその後の人生の中で向上心の強い生き方、仕事の仕方をする傾向が見られます。一方、バブル期に社会人になった人はある時期非常にいい思いをした分、どこかしらもろい面があるような気がします。もちろん、個人差が大きいですから、「多少そのような傾向がある」といったレベルなのですが・・・。 逆境にあってもそれをプラスに変えることは十分可能だし、事実、現象面で逆境に見えることは、長期的に見ればプラスの出来事である場合が案外多い。逆に、順境でうまくいっていると自分で思っている時期には警戒する必要があります。いいときに悪い種を蒔いているということが多いのです。そのような人生のコツを身につけたならば、いいときも、困ったときも、「悪いとき」ではなくなります。いつも「いいとき」。なかなかそのように達観することはできにくいものですが、できる限り心を落ち着けて、いつもいいときなのだと思うことが大切でしょう。 そして、実際にいい結果に結びつけるために、いかなるときでも最善の準備を整えることが重要なのだと思います。成果が出ていないときにどのように過ごすか? その過ごし方によって、人の価値が決まってくるのではなかろうか? そして、注意深く世の中を観察している人は、誰がどのように「準備している」「勉強している」「努力している」のか、ちゃんと見ているものです。たとえ人が見ていないとしても、人知を越えた大いなる存在がそれを見ているような気がします。 まあ、本当のところは僕にはわかりませんが、そのように考えたほうが自分の怠け癖が顔を出さなくてすむようになります。あれこれ悩んだり騒いだりすることなく、淡々と努力を継続できるようになること。これもプロとして必要な心構えといえるでしょう。 今日はちょっと時間がかかりましたが、予定通り仕事を完成させることができました。明日は中札内方面へ取材に行ってきます。 ![]() ▲
by sogopt
| 2011-05-22 00:51
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