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高原淳プロフィール
高原 淳
1961年北海道帯広生まれ 大阪芸術大学写真学科卒 雑誌・広告を中心にフォトグラファーとして活動 2000年帯広にUターン 2001年、ソーゴー印刷(株)代表取締役就任 2004年、雑誌「northern style スロウ」創刊を機に写真活動を再開 主な写真展 1985年「COMME JE SUIS」(6人展、Gallery・DOT) 1988年「再生」以来、Gallery・DOT(京都)にて定期的に個展開催 ・2005年10月「記憶の中の風景」(Gallery・DOT) ・2006年3月「記憶の中の風景」(弘文堂画廊) ・2007年11月「記憶の中の風景」(Gallery・DOT) ・2009年8月「スロウ20号記念展」(ファインアート器野) ・2010年5月「スロウなまなざし」(Gallery・DOT) ◎月刊しゅん http://shun.tv ◎しゅんプラス http://shun-plus.com ◎northern style スロウ http://www.n-slow.com ◎クナマガ日記 http://www.n-slow.com/blog/index.php ◎ソーゴー印刷 http://www.sogo-printing.com ライフログ
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午前中は企画を練る。午後は来客2組。3時からしゅん1月号の表紙撮影。うわ、もう2011年目前だっ。5時半北海道ホテルへ。共栄会役員会、懇親会。7時から帯広経営研究会理事会。本年度と次年度の会議。9時40分頃終了。10時過ぎ帰社。さて、この後どうするか?
今日考えたのは、「活性化した組織とは?」というテーマでした。ある専門学校講師の書いた本を読んでいたら、こんなことが書いてありました。講義で話す速度を1.3倍にスピードアップしたら、生徒の集中力が高まったという事例でした。もっともこれはモチベーションの高い生徒の場合。低い生徒では逆に「講義がわかりにくい」と不評だったそうです。 これは社会人・一般企業にも当てはまるのかもしれません。モチベーションの高い人に対しては、意識的に速度を速めて話したほうがよいと思うことがあります。そのほうがお互いに頭の回転が速くなる。ゆっくり話したほうが相手の理解度が高まると思うのは錯覚です。逆に緊張感が低下して、イライラしてしまう場合もあるのです。相手によって使い分けることが肝心といえそうです。 会議においてはこの話す速度というものを意識的にコントロールしなければなりません。特に司会者や会議のリーダーとなるべき人は、話のテンポに気をつけないと生産性を低下させてしまうことになりかねません。これは我が社の会議において常々感じていることです。2、3ヶ月前から幹部会議の口開きスピーチに30秒ルールを適用したら、とてもスピード感のある会議になりました。スピード感が高まることによって、集中力が増し、適度な緊張感のもと生産性の高い会議となっていきます。これを会議の場だけではなく、日常業務においても応用していきたいものです。 自分ひとりの仕事についても、スピード感を持って行っていかなければなりません。僕は日常は比較的スピード感を感じながら業務を行っているのですが、休日になるとそれがうまく機能しない。そんな傾向があります。スピード感の盛り上げ方に原因があるのかな? だから、仕事が休日にまであぶれてしまった状態のほうが精神的にも肉体的にも調子がいい。こういうライフサイクルはちょっと修正したほうがよさそうです。 日常業務をもっとスピードアップし、密度を高め、コミュニケーションの質を高めることによって、仕事そのものの質を高めていく。自分の仕事の付加価値を高めていくには、日頃のちょっとした意識の持ち方を変えていくことが大切でしょう。 朝、「万人幸福の栞」(丸山敏雄著)を読んでいたら、このようにありました。 「・・・光陰矢の如し。気づいたとき、それはそのことを処理する最高のチャンスである。それをのがせば、次第に条件が悪くなる。事情の最も高潮に達した時、その波動が、人の脳に伝わって気がつくようになっている。これは、『気づくとすぐする』という、ほんの日常の、しかし絶対な生活倫理の実践によって証明せられる・・・」 このあたり、僕は実は不得意なのですが、何とか実践し習慣にしていこうと努力しています。今日は5勝2敗くらいだったでしょうか。もう少し粘って、もう1勝積み上げてから帰宅することにします。 ![]() ▲
by sogopt
| 2010-11-29 22:47
| 経営
昼に料理撮影1カット。あとは完全休養。考える日にしようと思ったが、あまり考えはまとまらない。脳みそも休止モードになっていたようだ。午後9時45分就寝。
昨日の続きを少し書いてみたいと思います。 「できない」のではなく、「やりかたがわからない」。まず、このような発想の転換が必要なわけですが、そもそも「できない」と思ってしまうのはなぜか? それは「中途半端に物事を知っている」からなのだと思います。やりたいと思っていることの困難さが中途半端なレベルでわかっていると、「できない」という気持ちが湧いてくるものです。今の世の中は情報があふれているので、中途半端に知っているという状態になりやすい。ちゃんと知っているという状態にもなりにくいし、まったく知らないという状態にもなりにくい。この「中途半端な知識」というものが、「できない」思考の最大要因なのではないかと思います。 けれども、完全な知識を手に入れることは不可能ですから、中途半端な知識であっても、「できる」と思えるようにならなければなりません。そのために、人は何をしなければならないかというと、「自分は何も知っちゃいないのだ」と思うことです。これは謙虚になるというのともちょっと違っていて、バカになるという意味に近い(このブログでは何度かバカについて述べていますので、説明は割愛します)。 単純明快な生き方をするということなのかもしれません。自分はこれをやりたいと思う。ゆえに、ただひたすらこの道に打ち込む。これだけでよいのでしょう。 人と比較して一喜一憂したり、その道の達人を見て劣等感を感じたりするのは意味のないことです。それよりも、ひたすら頂上を目指している人のほうが断然強い。取材を通じていろんな方々の生き方を見ていますが、ほぼ共通していえることは、魅力的な人は「他人と自分を比べるようなことはしない」という点にあります。他人・他社に無関心という意味ではなく、自分・自社と比べることに無関心なのです。 個人にせよ、企業にせよ、その道の達人だとか成功している企業というものがあります。そういう人・企業から学ぶというのはとても重要なことです。けれども、安易に比べてしまってはいけないんですね。比較するなら、すべてを受け入れる覚悟ができてから。覚悟が不十分な人、つまり中途半端な知識に振りまわされやすい人は「他人・他社との比較」に対しては慎重にあるべきです。それよりも、目の前のことに集中したほうがいい。 中途半端な知識に振りまわされている人、覚悟ができていない人は、物事を複雑に考える傾向があります。僕もちょっと油断すると、考えていることをわざわざ複雑にしてしまうことがあるものです。できるだけ、シンプルに考える。最終的には、やりたいのかやりたくないのか。それだけです。やりたいかどうかの気持ちがハッキリしていないという場合は、邪念だとか迷いが渦巻いている状態。そんなときは大きな決断はすべきではなく、自分が何に迷っているのかもわからなくなるほど、目の前の仕事または課題に打ち込むべきでしょう。 実際の業務は複雑を極めることも多いわけですが、基本的考え方はできるだけシンプルにしなければなりません。結局、砂川・旭川・札幌での取材を通じて学んだことは、「シンプルに考える」ということだったのかもしれません。だから、勢いとか力強さを感じるのでしょう。 ![]() ▲
by sogopt
| 2010-11-29 05:43
| 経営
午前9時20分ホテルをチェックアウト。10時から札幌市内でミーティング。というよりも、初顔合わせ。とても大きなビジョンを持った方々。我々の会社には「できるのにまだやっていないこと」がずいぶんあるんだなぁと思った。そして、北海道のいろんな企業、いろんな人についても同じことがいえそうだ。できるのにまだやっていないことがある。1時間少々でミーティングは終わり、札幌駅近辺で撮影1件。あとは用事をいくつか片づけてから帰途につく。6時過ぎ帯広到着。買い物をして7時半帰宅。
思考が保守化し、硬直化すると、本来はできるはずなのに「できない」といってみたりすることがあります。うまくいくことが保証されていなければ「やらない」という人も多いものです。100%できて、100%うまくいくことが保証されているもの。そのようなものに対して、人は動機づけされませんから、「できない」「やらない」を連発していると、エネルギーの非常に低い人間になってしまいます。 うまくいくかどうかわからない。けれども、やってみたい。そういうものに、人は動機づけされ、チャレンジしてみたくなるものです。やってみたいかどうかが重要なんですね。簡単か困難かではなく、それをやることにワクワクするかどうか。そして、それをやることによって新しい世界が開けてくるようなイメージが湧くかどうか? 昨日はずいぶんイメージが広がったような気がします。 僕らにはできないことがいっぱいあるというのも事実なんですが、やってみたいと思ったことはたいていの場合できるはずなのです。実現の可能性ゼロのことを人はイメージすることはできないといわれています。では、なぜやってみたいのに「できない」と思ってしまうのか? それは「できない」のではなく、「やり方がわからない」ということなのです。 今の世の中はとても複雑になっています。仕事に必要な技術・ノウハウも複雑になっていますし、いろんな手続き(特に公的機関)も複雑だし、人間関係も複雑になっている。やり方がわからないことであふれているというのが僕らの現実です。そうした日頃の積み重ねの結果、「できない」と安易に結論づけてしまうような傾向が多くの人に見られます。 「できない」を「やり方がわからない」という言葉に置き換えてから、「どうすればできるのだろう」に発展させていくことが重要だと思います。「どうすればできるのだろう」と考えていけば、自分で調べ自分の頭で考えるか、知っていそうな人に聴くかのどちらかということになります。昨日は「あっ、そういうことか」と思うことがありました。知っている人に聴くほうが簡単だな・・・。拍子抜けするほど、簡単な結論です。 さて、そうやって、できない→やり方がわからない→どすればできるのだろう→①自分で調べ自分の頭で考える→②知っていそうな人に聴く→できそうだ・・・という流れができたとします。それでも、ビジネスとして成立するかどうかは別問題。商品を生み出し、それを供給することができても、事業として成り立たせるためには、「ビジネスモデルとしてどうなのか?」ということを慎重に検討しなければなりません。 現時点での結論としては、自分のやりたいと思うことは「できること」。「できること=やるべきこと」と考えるのはちょっと早計。まず、我が社の理念と照らし合わせて考える必要があり、次にビジネスモデルとして成立するかどうかを検討することが大切です。 幸い、今日はそのようなことを考えるのにピッタリな日といえそうです。思い切り、イメージを大きく広げて考えてみよう・・・。 ![]() ▲
by sogopt
| 2010-11-28 06:26
| マーケティング
午前10時、旭川市内で1件目の取材。前日の続きだったので、30分ほどで終了。午後の取材は江別。ある作家の仕事場。作品同様、とてもきれいな仕事場。4時頃取材が終わり、札幌へ。宿にチェックインした後、7時頃夕食。居酒屋のつもりで店に入ったら、なんとラーメン屋だった。入店してしまった以上、「じゃあ、やめます」とは言えない。ラーメンはおいしかった。そして、ホテルの部屋で発泡酒を1本だけ飲んだ。こういう夜もありますね。
ここで得た教訓は、店の外観だけで勝手に思い込んではいけないということです。昨日の店はいかにも居酒屋っぽかったのです。でも、帰り際によく見てみたら、メニューの看板にはラーメンとそのトッピングしか書いていない。間違えた僕に問題がある。「先入観を持って世の中を眺めている」と、このような結果になりやすい。そしてまた、「安易な願望」を持ってしまうと、実体は違っているのに自分の求めているものであるかのような錯覚を起しやすい。このようなことは、人生の重要局面において遭遇することがあるのではないかと思います。 昨夜の僕の場合は、結局のところラーメン屋さんに入って正解でした。安易な願望がかなって居酒屋に入っていたら飲みすぎることになっていたかもしれないので。しかし、人生の重要局面ではそういうわけにはいきません。 ①先入観を持って世の中を眺めている、②安易な願望を持っている。この2つが揃うと、あれよあれよという間に道から外れていってしまうことになりそうです。 僕らはさまざまな先入観(または固定観念)を持っています。先入観を持っていることは誰も否定できません。大事なのは「先入観を持っている」と自覚することであり、出来るだけ自分の持つ先入観から自由になって世の中を見るということでしょう。そうすることによって、自分・自社に秘められた大いなる可能性を感じることができるようになる。また、他人・他社の大いなる可能性も認めることができるようになる。先入観を持っている限り、自分・自社の将来は現在の延長線上にしか見ることはできません。自分・自社の将来像は現在の単純な延長線上に描くのではなく、自分・自社の潜在能力をイメージして描かれるべきなのです。 安易な願望を持ってしまうというのは、たぶん次のようなことだと思います。僕らは子供の頃からさまざまな失敗体験をしています。ホントは失敗ではないのですが、自分では失敗だと思い込んでいる。そんな体験が何10年にもわたって積み重なっている。その結果自分自身を信頼することができなくなってしまう。自分に自信が持てないという状態です。ただ、すべてが失敗体験かというと、成功している体験も少なからずあるのです。そして、消極的な人生態度になると、その小さな成功に逃げ込みたいという願望が湧いてくる。それをここでは安易な願望と呼ぶことにします。 安易な願望を持つと、自分・自社の持つ潜在能力を過小評価したり無視してしまうことになります。自分の中で「これは得意」「これは苦手」と決め付けてしまって、今の自分にできることしかやろうとしなくなる。この「できることしかやろうとしない」というのは、非常に危険な状態なんですね。成長することを拒否しているのと同じことだからです。人間は一本調子に成長していくわけではないので、できることを地固めする時期があってもよいとは思いますが、これが数年続くようであれば問題です。あっという間に頭の中が保守化し、先入観や固定観念が強化されてしまう。 やはり、常に新しいことを行っているという状態をつくるべきです。失敗を失敗と思わない図太さも必要ですし、打たれ続けても立ち上がることのできるような壮大なビジョンが必要なんですね。(理念とビジョンにはいろんなバリエーションがあって、僕がビジョンと呼んでいるものはある人にとっては「目標」であったり、「理念の一部」であったりします。言葉の定義は人によってはずいぶん違いっています。外国語のように思うこともある。したがって、言葉の表面だけを捉えると誤解したり、誤解されてしまうことにもなりそうです) ![]() ▲
by sogopt
| 2010-11-27 06:19
| 経営
朝6時半出発、9時40分旭川着。1時間半ほどで最初の取材が終わり、砂川へ向かう。午後は1時半から4時頃まで。おもしろい取材。だが、「おもしろい」の向こうに何かがある。それを見つけようというのが今回の目的だったのだが、まだ少しわからない。熟成を待つことにする。再び旭川に戻ってホテルにチェックイン。
ホントは「この日感じたのは・・・」という書き出しで、午後取材した超ユニークな会社に関する個人的な視点を書きたいところですが、しばらく熟成期間が必要なようです。もしかしたら、現時点での僕の考えには見当違いなところがあるかもしれない。我が社とも共通項のある会社のような気もする一方、ずいぶん相違点もあります。そして、まさにそこが僕の知りたいところなのです。 僕の持っているスロウの連載記事「北海道 来るべき未来を見つめて」では、僕が今、会って話を聴きたいと心から思っている人のところへ行くわけです。で、そこで根掘り葉掘り(?)聴こうと思うのですが、実際にあれこれ細かく質問をすることはありません。キーワードが出てきて、そこで全体像がわかることが多い。また、その人の顔つき、表情、態度、言葉の発し方、話すスピード等からも感じるものがありますし、仕事場の空気感からも多くのものが伝わってきます。言葉は必要なんですが、言葉以外の要素が案外重要なような気がします。 これは取材のときばかりではなく、日常業務においてもまったく同じことが言えます。文字に置き換えると同じ文面の言葉であっても、その人の買いつき、表情、態度、言葉の発し方、話すスピード等が違っていれば、意味はまったく違うものになる。 たとえば、会社を出るときにはみんな「行ってきます」と言うのですが、これを明るくはつらつと発するのか、ぼそっと発していくのかでは、その場の空気が正反対になります。「行ってきます」に対して「行ってらっしゃい」と言葉を返すのが常ですが、その「行ってらっしゃい」の言葉のトーンに影響を与えることとなります。イマイチ鮮度の悪い「行ってきます」には、やや力を込めた「行ってらっしゃい」が必要ですね。最近そう感じているところです。 小さな違いなのですが、与える影響は思ったよりも大きい。用件の文面を伝えれば相手に伝わったと考えるのは大きな間違い。けれども、僕を含めて多くの人は伝わったと思ってしまうんですね。どのような環境で、どのようにして伝えるのかによって、伝わり方は大きく変わってしまいます。だから、「必ず伝えなければならない」ということは、伝え方を工夫する必要があります。 僕らの仕事も大部分は「伝えること」ですから、伝え方の創意・工夫がちゃんとできていなければ、仕事能力に問題ありということになります。「必ず伝えなければならない」というところに、意識を向けることが重要ですね。そのためには、①相手に伝わるような伝え方をすること、②相手に伝わったのか確かめること。この2点がポイントだと思います。 言葉に思いを込めるということかな? 全体の傾向として女性のほうがコミュニケーション力が高いのは、言葉に思いが込められているからのような気がします。意気を感じる言葉を聴くとイキイキしてくるし、怒気を感じる言葉を聴くとドキドキしてきます、覇気を感じる言葉を聴くと、こちらの言葉までハキハキしてきますね。 大事だなぁ、伝え方って。 ![]() ▲
by sogopt
| 2010-11-26 07:21
| 経営
昨日はじっくり腰を落ち着けて仕事をした日。昼は久しぶりにロータリークラブ例会出席。午後6時、英会話のレッスン。8時半帰宅。
大阪から宅急便で送った荷物を開いたら、全国経営発表大会開会式での話を思い出しました。ジャック・ウェルチの話でした。 リーダーは4つのEを持つ必要がある。①Energy(仕事を成し遂げる熱意)、②Energize(周囲を元気づける)、③Edge(困難な問題にも決断を下す)、④Execute(実行力)。そして、その核となるものがPassion(情熱)であるという。有能な人とそうでない人との決定的な違いは、Passionの違い。 日本型経営、特に日本の中小企業の場合は、ウェルチの経営(有能な人は大切にし、無能は人は排除する)には大いに違和感を感じると思います。けれども、このP+4つのEという考え方はまったくその通りだし、核となるPを見極めなければならないと常々思います。この人のパッションはどんなものなのだろうか? いえ、それ以前に、僕のパッションは本物なのか? 社風が健全であれば、エネルギー高く、周囲を元気づけながら仕事をすることができます。①②のEはクリアできるでしょう。また、組織または個人の能力高ければ、決断力・実行力も備わっているはずです。①②はどちらかというとメンテナンス機能、③④はタスク機能と考えてよいのかもしれません。 この4つのEを決定づけるパッション。このパッションの正体は何なのだろう? 僕はときどき考えるんですね。その人を突き動かすような「何か」とは何か? エネルギーの源泉となるようなものについて・・・。もしかしたら2日前に書いた「覚悟を決める」ということなのかもしれません。 中標津での取材の中に出てきた言葉、「不自由だからこそ自由」という考え方にもつながってくるような気がします。制約がまったくないという自由の中では、たぶん覚悟を決めることはできないのだと思います。世の中いろんな人がいますので断定はできませんが、制約または不自由な環境があるからこそ、僕らは自由になることができる。写真の場合は「被写体がなければ撮影できない」という制約があるからこそ、写真を撮ることができるんです。 僕らは「◎◎がなければ、△△できない・・・」と考えがちですが、それは自分の能力・可能性をディスカウントした考え方。本当は「◎◎がないからこそ、愛のあるアイディアが浮かんで、△△できそうだ」と考えるべきなのでしょう。 「自分はこの世界で生きていくしかないのだ」。この言葉を肯定的・積極的に捉えるか、否定的・消極的に捉えるかによって、その人のパッションが決まるのではないかと僕は考えます。たぶん、それが「覚悟を決める」ということなのでしょうし、「不自由だからこそ自由」と考えられるようになっていくのだと思います。 「自分はこの世界で生きていくしかないのだ」ということが僕の場合は心底わかりました。そう思ったら、不自由感はすっかり解消し、ソーゴー印刷という場所はとても居心地のいい場所となりました。入社したての頃に感じていた「仮住まい」のような感覚はすっかりなくなった。それは「会社に慣れた」というような消極的なものではなく、この世界が自分の世界なのだという実感によるものなのです。 今の日本には職業選択の自由がありますので、それこそ考え方は自由なのですが、「自分の居場所はここしかない」と覚悟を決めてしまえば、必ず道は開けてくるものだと思います。覚悟を決めてしまえば、うまくいかない原因を他人や環境のせいにしてしまうという、弱い自分ではいられなくなります。逆に、自分の力で環境を変えてやろうというパッションが湧いてくるはず。 制約のある世界の中で自由を感じることができるようになれば、地底のマグマのようなパッションが火口から湧き出してくるような状態になってくるんですね。退路を断って一点に絞ることも、人生ときには必要です。 今日は前半旭川、後半は砂川です。目標6時20分出発予定。 ![]() ▲
by sogopt
| 2010-11-24 20:17
| 経営
午前8時半出発、中標津へ。12時頃到着。取材&撮影。僕は撮影者として話を近くで聴いていたが、政治・経済・経営・哲学を統合したような話が続く。僕も撮るべきものは撮ったので、後半は座って聴いていた。4時間がたった。ずっと尽きることのない話。ずっと聴いていたいという心境。それでも、4時過ぎには帰途につく。きっと、話の続きを聴くチャンスがやってくるに違いない。帰りの車の中では頭の中がぐるぐる回っていた。8時半帰宅。
札幌では我が社の若手中堅3名が営業スキルアップ研修の最終講を受講しています。この最終講にたどりつくまでにはずいぶん苦労があっただろうな・・・と想像しています。「気づいた人間ほど苦労するのは当たり前」という「心の日めくり」にあった言葉を思い出しました。 人間、気づく人と気づかない人とがいます。気づかない人は一生気づかないのかもしれません。そういう人生もありだとは思いますが、気づいた以上は苦労することとなります。その苦労を嫌なもの、できれば避けたいものと考えてしまうと、「後悔の人生」になってしまうんですね。頭の中で「気づかなければよかった・・・」という言葉が渦巻くようになる。 けれども、気づいた人間の多くは「この問題は自分が解決すべきものだ」と考えます。何しろ、自分のまわりの大勢の人が気づいていないのに、自分だけが気づいたのですから。そうやって気づいた人は会社の中でも、あるいは世の中の別な組織の中でも、責任者と呼ばれる立場になっていきます。自分の気づいた問題を引き受けて、自ら責任者になる道を選んだ人はやはり偉いな・・・と僕は思います。 ここで言う責任者とは、役職者という意味ではありません。新入社員でも問題に気づいて、「これは自分が解決すべき問題だ」と思った人は責任者となるべき人なのです。その結果、気づいていない人よりも数段苦労することになる。けれども、その苦労は実際にやってみると嫌な苦労ではないんですね。苦労するとgrowth(成長・発展)につながっていく。自己成長感が味わえる喜びは、目先の苦しみをはるかに超えるものがあるはずです。 35歳くらいまでは、楽に生きていこうと思ったら、そのように生きていくことができるのだと思います。けれども、20代から30代前半までの間で、「これが自分だ!」という何かを身につけたり、確かな問題解決能力を身につけておかないと、その後の40代でものすごく大変なことになる。だから、「気づいて、苦労する」という経験を早い段階でしておく必要があるのではないかと僕は思いますね。 幸い、会社組織というところは問題の宝庫なんです。日々の業務のちょっとした問題から、経営上の本質的問題に至るまで、メニューは選び放題なのです。そんな中で、自分の問題だけを解決しよう・・・などと小さな事を考えていたら人間は成長しません。少なくとも自分以外の問題に目を向けて、ちゃんと気づくことが重要です。 何だか、自分に向けて言っているような気がしてきました。 社内の各ポジションでいろんな問題と向き合って、それを課題化し、解決に向けて努力している人が何人もいると思います。そうした人をしっかりサポートしていくことのできるような体制をつくっていかなければいけないな・・・。そんな思いを強くしているところです。 ![]() ▲
by sogopt
| 2010-11-24 06:19
| 経営
朝6時50分出社。7時から8時まで、次世代幹部養成塾第4講「プレゼンテーション力」。朝礼後は机の上に高く積み上がっていた書類を低くする。午後は個人面談1名。5時役員会、6時幹部会議。7時半個人面談2名。9時半頃帰宅。11時就寝。
朝礼の発声練習の時にも感じていたのですが、不思議と声が力強く出ていました。朝礼のリーダー役であるS氏は喉の調子がよくなって声が出ると喜んでいたが、僕は別な理由で声が出るようになっていた。通常1週間も会社を空けると十分な声が出ないのがこれまでのパターン。きっと昨日は「出したい何か」があったのでしょうね。 さて、朝の次世代幹部養成塾のテーマ「プレゼンテーション力」。これについて補足的なことを書いてみようと思います。質問の中にでてきました。「緊張するタイプなのだが、どうしたらよいか?」。 質問を受けたときには「場数を増やすこと」と「自己暗示にかけること」という答え方をしました。もっと別な答はないだろうか? 僕の中で少し引っかかっていました。 僕の知る限りの本当の答が後になって見つかりました。それは「覚悟を決めること」なんです。おじけづいたり、緊張したり、あがってしまうというのは、たぶん覚悟が決まっていないからなのではなかろうか? 他の人の場合はよくわかりませんが、自分のことを考えると、それが最大の理由だと思っています。 社長として朝礼の場で話をする。たったこれだけのことなんですが、9年ほど前の僕にはまったく覚悟ができていませんでした。緊張しやすいとか、人前であがりやすいといった、性格上の問題ではないんですね。「何としてもやる!」という覚悟が必要なんです。 そう決めてしまえば、あがるとか緊張するというのは二次的な問題であって、実は大した問題にはならない。それよりも、どうしたら相手の気持ちを動かすことができるか、相手に自分の意図するところを的確に伝えることができるのか。「何としてもやる!」と覚悟を決めれば、そこに自分の意識を集中させることができます。自分の気持ちがどうなのか・・・ということに意識が向かっている状態は、覚悟が決まっていない状態。覚悟が決まっていれば、自分のことなどどうでもよくなるわけです。 自分はどうなってもいいから、自分の真剣に伝えたいこと、通したい考え、貫きたい志、使っていただきたい商品・・・、こうしたものを必ず相手に届けるのだという決意を持つこと。カッコよくとか、無難にとか、自分が傷つかないように・・・といったことを考えていたら、伝わるものも伝わらない。その結果、プレゼンテーションはうまくいかないので、自信が得られない。苦手意識が高まっていくことになります。 もちろん、本当は自分が一番大切。けれども、その一番大切な自分が「どうなってもいい」と思えるほどの対象を持つこと。これは志・信念・使命といったものです。それを本当に手にしたらば、問題は問題でなくなります。聴き手の冷たい視線におびえたり、トランス状態の聴き手によってモチベーションを落としたりする心配からも解放されます。そういう意味では、僕もまだまだ覚悟ができているとはいえないかな・・・。 1年365日覚悟ができているという状態を保つことはできませんが、ここ一番では覚悟して事に当たる必要があります。その体験なしに、仕事がおもしろくなるはずがない。どうやったらここ一番で命がけの状態になることができるのか? そんなトレーニングが必要であり、その意味でもプレゼンテーションというものは数多く経験してみるべきでしょう。社内プレゼンテーションの機会はたくさんありますから、みんなどんどん命がけでトライしてほしいと思います。 今日は中標津へ取材に行ってきます。 ![]() ▲
by sogopt
| 2010-11-23 06:11
| 我が社
午前中はゆったり過ごす。午後から勝負。1時過ぎ出社。猛然とパソコンに向かう。万全を期して、社内で一番静寂を確保するのとのできる場所、制作課の机で原稿執筆を開始した。いいペースだ。原稿量はやや多くなったが、5時には一通り完成した。買い物をして帰宅。夕食を食べて、再び出社。いつも通り、インデザインに流し込んでから出力、製本。
今日はここまでにして帰ろうかな・・・という気持ちに流されかけたが、ぐっと踏みとどまって、次の原稿に着手。社内報の原稿。こちらは22日までに2464文字という指令が与えられていた。「22日といっても22日の朝ですよ!」と言われていたような気がする・・・。22日締め切りと言われたら僕は22日午後11時59分までと解釈するタイプなのですが、ここはひとまず今日のうちに完成させておこう。そう決意したら、案外スイスイと原稿が進む。1時間半くらいで完成していた。 原稿を書きながら、少し頭の中でつながってきたことがありました。それはもうずっと以前、15年くらい前のことなんですね。東京で仕事をしていた頃なんですが、僕らはSPA的な業態を試みようとしていたんです。SPAとは製造小売業のことで、GAPの「speciality store retailer of private label apparel」から来ています。「独自のブランドを持ち、それに特化した専門店を営む衣料品販売業」という意味。GAPの成功によってSPAという業態がアパレル分野で普及していくこととなりました。 その頃僕らのやろうとしていたことは非常に小規模なSPA。プリントTシャツを製造したり、スニーカーを染めて販売したり・・・。まあ、若気の至りだったのかもしれません。コア・コンピタンス経営とは真逆を行く事業展開でした。 それはともかく、このSPAという業態。これは今日のようなグローバル化が過度に進んだ世の中では、中小製造業にとって特別な意味を持ってくるのではないか? そのように思ったのです。SPA=製造小売業と定義づけるのであれば、昔から当たり前のようにあったのです。お菓子屋さん、パン屋さん、豆腐屋さん、お総菜屋さん・・・。みんな製造小売業ですね。食べ物に限らず、衣料品や日用小物などでも小規模に製造小売業を営むお店がいっぱいありました。 もう何10年も前から、GMS(General Merchandise Store=量販店)に押されて淘汰が進んでしまったかのように見えるのが地域版のSPAです。けれども、もしかすると、このSPAという業態がグローバリゼーションの勝者になる道なのではなかろうかと僕には思えるのです。 生産物を生産物のまま出荷したのでは十分な粗利益が得られない。どの地域でもいかに加工し、付加価値を高めるかに腐心しています。生産者にとって一番いいのは自分で生産したものを自分で加工し、直接エンドユーザーに買ってもらうこと。手間はかかりますが、これだと粗利益率が高いし、消費者の反応を知ることもできる。インターネットを使えば販路を確保するのも難しくはありません。 インターネットと物流の発達によって、SPAはGAPやユニクロのような大手企業でなくても有効な業態であることがわかってきたような感じがします。これにより、地方の中小企業はGMSとは別な価値を持つことができるのではなかろうか? ただ、地域内だけでの循環型経済ではちょっと動きが弱々しいような気がします。地域内循環+プチグローバル(そんな言葉はないと思いますが)。新たなタイプのSPAがそのような新しい経済システムを作っていくことに期待しています。 また期待しているだけではなく、印刷業などはまさにこのSPA的業態を我がものとすべきなのだと思います。我が社の場合は出版物を核としたSPAを作り出していこうと考えています。もしかすると、いろんなタイプの印刷SPAが考えられるのではないでしょうか? これにより印刷人の下請体質的マインドが大変革することになると思います。 SPAのことを考えていたら、温泉に入りたくなってきました。月末あたり、プチ湯治しようかな・・・。 ![]() ▲
by sogopt
| 2010-11-21 23:40
| 経営
朝4時45分起床。やはり早起きは気持ちいいな・・・と思いきや、なぜか体が重い。食べ過ぎということではなく、この症状は風邪の前兆か? ともかく9時半まで次世代幹部養成塾のテキストを書くための準備を行う。O氏とともに新大阪から関西空港へ。12時25分発、2時半頃千歳着。5時40分帰社。6時少し前帰宅。空港で買った551蓬莱のシュウマイを食べる。念のためニンニクも。7時半就寝。
いやはや、よく眠りました。10時間30分。普通はこれだけ眠ると頭痛になるのですが、大丈夫でした。風邪の危機は去ったようです。昨日感じていたフラフラした感じは今はない。 さて、大阪出張の場合はどうしても1日が移動日のようになってしまいます。強行軍で早朝出発・深夜帰宅という方法もありますが、体力的はかなりきつい。今回は行きは強行、帰りはゆったりというパターン。けれども、移動日というのは何となく時間を無駄にしているような気がしてしまうものです。 無駄だと思うべきではないのかもしれないな・・・。これはとても贅沢な時間なのだ。日頃じっくり考えることのできない問題について考えることができます。飛行機の中ではいろんなことを考え、それから瞑想を行い、気づいたら眠っていた。僕はどうも瞑想というのが苦手のようです。 千歳からの車の中では新商品や営業戦略について話が展開していきました。ただ、僕の難点(長所でもある)は忘却力が発達していること。今朝の時点で、ほとんど忘れてしまった。O氏は覚えているだろうか? アイディアは愛ある限り無限に湧き出してくるものですが、無限だからといって資源を浪費することは許されないのではないか・・・。昨日はO氏や僕の頭の中から素晴らしいアイディアがいくつも湧き出しました。これらを詳細に検討し、取捨選択、優勢順位をつけて実行すべきなのではないか? 自分だけにしか思い浮かばないようなアイディアというものは、「あなたがそれを形にしなさい」と天から命じられているという意味なのだと思います。今後、素晴らしいアイディアを忘れてしまわないようなシステムを作ろう。システムといっても、単にメモを習慣化するだけの話なんですが・・・。 アイディアを練る時間というのは日常の中ではなかなか確保できないものです。スロウの仕事を行うようになってから、僕の中には大きな疑問がありました。「なぜ、こんなに車に乗っている時間が長いのか?」。これは取材先が遠くにあるから・・・という味も素っ気もない答もありますが、もうひとつの解答が最近見つかりました。それは「深く考えよ」と天から与えられた時間なのではないか。社内にいると、作業的な業務が非常に多く、深く考える余裕はありません。毎朝、4時45分から6時半頃までを考える時間に充てていますが、それでは十分とはいえない。僕らにはもっとじっくり、深く考える時間が必要なのだと思います。 その時間を確保するためにも、仕事の進め方を改善する必要があるし、自社の商品をもっと付加価値の高いものに変えていく必要があります。従来通りの商品を販売していれば、当然ながら付加価値はどんどん目減りしていくことになります。その結果、以前なら8時間労働で10の付加価値を生み出していたものが、12時間労働で8の付加価値しか生み出せない・・・といった状態になる。 考え抜くには気力と体力が必要ですね。昨日は一日中フラフラな感じでしたが、頭は比較的ちゃんとしていました。 今日は次世代幹部養成塾第4講のテキストづくり。そして、社内報の原稿までたどり着きたいと思っています。 ![]() ▲
by sogopt
| 2010-11-21 07:22
| 我が社
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