昨日は歩いた歩いた歩いた歩いた。雨の中、実によく歩きました。傘を貸してくれた(永久貸し出し?)小林さん、ありがとうございました。
そう、歩いたのです。ホテルが日本橋のど真ん中だからきっと大きな本屋さんがあるだろうと勝手に思い込んで、調べもせずに歩いて本屋さんを探したのです。イメージとしては帯広の藤丸デパートのワンフロアを丸々本屋さんにしたくらいのボリューム感。
ないないない。びっくりするほどない。イメージが完成していた分、ちょっとやそっとの本屋さんでは妥協できない。結局、このままでは帰れないと思って、八重洲ブックセンターまで向かう。最初から目指しておけばよかった・・・。しかし、たっぷりあるいたので、毎朝のウォーキング3回分くらいの運動効果があったのではないか?
せっかくやってきたYBC(ツウっぽいでしょう)だ。こんどはちょっとやそっとの本では帰れないというプレッシャーが襲いかかる。歩いた歩いた。結局、最上階からのローラー作戦だ。で、ようやく頼まれていた本を発見。ローラー作戦でなければ見つからないというのは、陳列方法に問題があるのか、僕の検索能力が問題なのか? とにかく見つかった。次は自分の本を買わねばならない。熟考に熟考を重ね、最終的にはどこにでも売っていそうな本となる。
本屋さんの中では熟考するという行為が重要なのであって、何を買ったかは重要ではないのですありません。人間、A案・B案のどちらを選択するのかが重要なのではないのです。意思決定する前に熟考したかどうかが重要。プロセス重視。そして選んだ答えはすべてが正解です。そう考えなければいつまでも過去を振り返って後悔するような生き方になってしまう。常に最善の選択をしているという自信を持つためには、熟考というプロセスが欠かせません。
熟考の末に買った本はきっとおもしろいに違いありません。20年ぶりに河合隼雄の本を買いました。