うかうかしている間に2月になってしまった。しかも2月だというのに帯広は雪が少ない。冬という感じがしない。何となく暑い(単なる暑がりか?)。
今日、必要があって新聞の起源を調べていました。現存する最古の日刊紙は、1650年頃ドイツのものであるという。グーテンベルグが印刷を発明したのは1445年頃。ほぼ200年後のこと。昔は時間がゆったりと流れていたんだなぁ・・・と感じました。
いや、待てよ。その頃はその頃で実はセカセカしていたのではないだろうか? グーテンベルグは活版印刷機でせっせと聖書を普及させようと努力していたわけだし、17世紀半ばに発行された世界初の日刊紙は激動の時代を伝えていたはずです。何しろ、ドイツでは30年戦争が終わったばかり、イギリスでは清教徒革命が起こった頃の話。新聞ネタは尽きなかったはずです。
そう考えると、うかうかとセカセカは時代とか地域のことではなく、結局その人のキャラクターってことか? 僕も1月うかうかしていた分、今月はけっこうセカセカしないと帳尻が合わない。かんばらねば。
ともかく、結論として明らかになったのは、昔はのんびりしていたとか、田舎はゆったりしているとかいうのは幻想なんですね。心豊かに暮らしたいと思いつつも、うかうかしていると生きていけないし、セカセカしていると生きた心地がしない。ほどよいバランスを求めながら、日々重心を微調整しているのでしょうか?