どうして一生懸命努力しても、うまくいかないのだろう? なぜ誤解され、曲解されるのか? そうした空回りは実に多いもので、僕の場合はうまくいっていることの方がめずらしいくらいです。あんまりうまくいっていないな・・・くらいの状態が、けっこうちょうどよく好調だったりします。後で思い起こせば、の話ですが。
こうした現象が起こる最大の要因は、僕の考えるところ、一生懸命のつもり、努力しているつもりという、「つもり」が元凶といえます。やっているつもりが実はできていないということが日常茶飯事なのです。僕の一日は「つもり」でできているのではないかと疑ってしまうほど。社内の数人は、「疑いなくその通りだ」と断言することでしょう。
ですが、「つもり」というのは、自分ではできている気になっているという状態ですから、ゼロというわけではない。「つもり」が積もり積もって、ひと山を築くこともあるのではないかな?
そんなことを仕事の合間に考えながら夕方を迎えました。昼間はしゅんの撮影1件と写真のセレクトなど。
6時半から、とかちプラザで「経営指針成文化講座」の第1回目を受講。2時間半ノンストップの講座でしたが、集中力が途切れることはありませんでした。これは驚き。真剣に身を乗り出さざるを得ないような内容。つもりは「つもり」でしかないということを思い知らされました。さらに、僕の経営計画の作り方にはスッポリ抜け落ちている点があることを発見。いえ、正確にいうと、何となくわかってはいたけど、どのようにしたらいいのかわからず、曖昧にしてしまっていたというのが正しいかもしれません。去年受講した「経営理念塾」の内容が今になってようやく腑に落ちた感じがします。ああ、なんて理解力が乏しいのか・・・。それでも、理解できてよかった。
我が社の経営計画書には補足説明と修正が必要になってきました。すぐにはできそうにないが、今日から着手しよう。ともかく、講義の内容を覚えているうちにまとめないと、記憶はあっという間に霧散してしまうのだ。特に僕の場合は。そういうわけで、あと1時間デスクワークしてから帰宅予定です。