必死に仕事を進めるが、目の前の状況はほとんど変わっていない。机の上の山が低くなっただけだ。何か見落としているメールがあるかもしれない。それに展覧会の案内状、出すべき人に出していないかもしれない。きっとそうだ・・・と思ったら、そうだった。いたたたた。毎年、年賀状シーズンにやってしまう過ちでもありますが・・・。この場をお借りしてお詫び申し上げます。
何か不義理をしているところがいっぱいありそうだ。そんなイメージを抱くと、あっという間に心配の種がむくむくと生長していきます。気づくと体中、蔦に巻き付かれたような状態になってしまう。これでは不自由きわまりない。でも、この不自由感といったものも、ある程度は必要なのだろうな。100%自由という人は、まわりの人にとっては迷惑な人でしょうから。
やはり不自由な状態の中から自由を感じ取ることができるかどうか。これに尽きる。これをマスターすれば、仕事の効率も一気に上がるのだろう。集中力の質が変わっていくんだろうな。僕はまだまだです。せっぱ詰まって本当に集中すべきときには、「耳栓+メガネ外し」という手法を使わなければなりませんから(この技は休日か深夜しか使えない)。
世の中にはいつでもどこでも集中できるという人がいるようだ。僕の目の前にも実はいる。その人は原稿を5行書くたびに話しかけられるが、話が終わると続きをすぐに書き続ける・・・。そんな信じがたい集中力を持っているらしい(本当か?)。そういえば道新記者のTさんもそれに近い話をしていたなぁ。プロはやっぱり違う。そうか、プロになっているかどうかの違いなんだ。やっぱり僕は書き手としてはアマチュアの域を脱していない。ああ、思い出した。アマといえば、亜麻の記事を書かねばならなかったのだ。今日こそ亜麻に徹しなければ。
※「案内状届いていないけどどうなってるんだ」という方がいらっしゃったら、ぜひご一報お願いします。大勢いらっしゃるような気がします。どうかお許しください。