真剣に原稿を書いています。だが、一向に終わらない。私の頭はどうなっているのだ? 風邪末期の鼻づまりのため、脳みそに酸素が供給されていないんじゃないのだろうか?
長時間粘って一区切りつくまでやるか、体力を温存して明日にかけるか。ああ、こうした選択を迫られた場合、100回のうち101回は後者を選んでしまう。ここが僕の持ち味というか、弱点というか。ただ、体力を無視して明日に悪影響を及ぼしてはいけない。明日にかけることとします。
それでも一番頭を使うべき原稿はほぼ完璧に書き上げた。一応、恐いものなしです。だから、あとは機械的に進めていけるはず。きっと明日はテキパキいくことだろう。うん、大丈夫な気がしてきた。帰って、スパゲッティでも食べることにしよう。
原稿を書きながら、やっぱり歴史って大事なんだって改めて感じました。僕は自分で自分の原稿を読み返しながら、妙に学んでしまう癖があるようです。過去の百数十万年にわたる人類の歴史がある。単細胞時代から数えると38億年くらいでしょうか。そこまで大昔になると、何が何やらわかりませんが、少なくとも北海道の百数十年間くらいはアウトラインを押さえておいたほうがいいのではないか。そんな気持ちがひしひしと湧いてきました。そう思って数冊北海道関係の本を読みましたが、まだまだ底が浅いようだ。「現在には過去以外の何物をも含まれていない」って言ったのは誰だっけ? とにかく現在を知るには過去を調べることだ。
ああ、どんどん調べたい。だが、今は目の前の原稿だ。過去に思いを馳せているヒマはない。いま・ここに集中せねば。過去と現在が頭の中でグルグルまわっているうちに、お腹のほうもグルグル言い出してきました。これにて本日の業務は終了です。