4月は新入社員の季節。我が社の新人は外部研修期間での3日間研修。なかなか楽しそうだ。僕が社会人になった時は、確か自衛隊研修だったなあ・・・と思い出しました。確か21年前に受けた研修では、伊豆のほうへ行ったような気がする。過酷というわけでもなかったけど、自分はもう学生ではないのだとしみじみ悟ったものです。
今日は中小企業家同友会の新入社員研修会で40分ほどあいさつをさせてもらいました。僕の新人時代の多彩な失敗談を披露しようかな・・・と思ったが、全然役に立たない話なので、やっぱりちゃんとした話をすることにしました。ちゃんとした話をしないことには、研修に派遣された企業の方々に申し訳が立ちません。やはり責任を全うせねば。
そんな思いもあったので、話は少し堅めになってしまったかな? それと少しわかりにくかったかもしれません。内容的にはけっこう深いところを話しましたから。
僕は新人でも幹部でもレベルの低い話をしてはいけないのではないかと最近思っています。というのも、20代前半の人たちの中に実に鋭い人がいるんです。そういう人をひとりでも見かけると、深い話をしたくなってしまう。今日もそんな雰囲気を漂わせた人が含まれていたので、少し踏み込んだ話をしました。まあ、僕が深いと思っているだけで、実は普通の深さなのかもしれませんけど。
社内の勉強会では「理性」「感性」「肉体」の話をすることがあるのですが、この話ってほとんどうまく通じない。たとえ通じたとしても、それがどうした?みたいな反応が多い。何とかみんなに伝わるわかりやすくて、なるほどと思わせる伝え方はないものか。そんなことを常々考えていたら、これは「言葉」「風景」「食べ物」に置き換えてしゃべることができるのではないか・・・とふと気づいたわけです。今日の話にこの発見を盛り込んでみました。うん、悪くはない。理論的にはあっているし、わかりやすい例えだぞ。僕のフォトグラファーとしての風景論を生かすこともできるのではないかと、話ながら楽しくなってきました。
もう少し頭の中を整理して社内報で書いてみよう。