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高原淳プロフィール
高原 淳
1961年北海道帯広生まれ 大阪芸術大学写真学科卒 雑誌・広告を中心にフォトグラファーとして活動 2000年帯広にUターン 2001年、ソーゴー印刷(株)代表取締役就任 2004年、雑誌「northern style スロウ」創刊を機に写真活動を再開 主な写真展 1985年「COMME JE SUIS」(6人展、Gallery・DOT) 1988年「再生」以来、Gallery・DOT(京都)にて定期的に個展開催 ・2005年10月「記憶の中の風景」(Gallery・DOT) ・2006年3月「記憶の中の風景」(弘文堂画廊) ・2007年11月「記憶の中の風景」(Gallery・DOT) ・2009年8月「スロウ20号記念展」(ファインアート器野) ・2010年5月「スロウなまなざし」(Gallery・DOT) ◎月刊しゅん http://shun.tv ◎しゅんプラス http://shun-plus.com ◎northern style スロウ http://www.n-slow.com ◎クナマガ日記 http://www.n-slow.com/blog/index.php ◎ソーゴー印刷 http://www.sogo-printing.com ライフログ
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by sogopt
| 2018-01-10 00:04
| その他
午前10時出社。「2018年の年頭にあたって」を出力。2017年版と比べてみると、記載内容が具体的になっているのではないかと思う。すべきことが明確だからだ。11時過ぎ帰宅。正月休み最後の日ということで、掃除を始める。30分、真剣に掃除機をかけたら体がホットになった。夏のようだ。午後1時半、来客。2時間くらい話をする。あとは仕事始めの準備。9時半就寝。 エキサイトブログに投稿するのは、たぶんこれが最後になるでしょう。もしかすると、2、3日ずれる可能性はありますが、今後は自社サイトの中でブログを書くことになります。書く内容も変わる可能性が大。どのように変わるのか? こればかりはやってみなければわかりません。 ここしばらく、1日2000字を目安にブログを書いてきました。これは僕にとって文章トレーニングといった意味合いがあるものの、読み手の方々にとってはちょっと迷惑だったかもしれません。もう少し、スリム化した文章をお届けできるようにしたいと思います。 毎日書く文章のテーマについても、もっと明確化を図ります。今までも「経営」「写真」「マーケティング」といった大まかなテーマはありました。けれども、曖昧模糊としたところから、何らかの結論に結びつけていく・・・という書き方が多かった。こうした書き方を毎日続けると、文章の質という点で、日によって当たり外れが生まれやすい。体調や心の状態が文章の質にストレートに反映されることになる。この点、僕としてはずっと気になっていたのです。 そんなわけで、リニューアル後は「実用的な文章」が増えていくことになると思います。文体も変わるに違いありません。もしかしたら、真面目すぎておもしろくなるかもしれません。「○○すぎておもしろい」という状態を目指します。ただ、自社サイト内のブログですから、できるだけ品を落とさないようにしようと、現時点では考えています(あくまでも現時点での話)。ある程度、慣らし運転を行ってから、適度に文体を緩くしていくことになるでしょう。 それにしても、エキサイトブログにはお世話になりました。書き始めたのは2006年1月21日。次に書いたのが24日。2006年1月24日以降は、社内で緊急事態が起こった2日間を除き、ずっと毎日書き続けてきました。もうすぐ丸12年を迎えます。ひとまわりした・・・。そんな実感が湧いてきました。 最初の頃のブログは今に比べるとずいぶん短い。このくらいの文章量でよいのかもしれません。2006年当時は、長く書こうと思っても書けなかった・・・というのが真相。僕はこの年からスロウの書き手の末席に座ることとなり、ブログを使って文章トレーニングを開始したのでした。 効果は自分でも驚くばかりでした。東京時代の文章力を取り戻しただけではありません。もっと重要なスキルを僕は手にすることとなりました。 それは「一見関係ないと思えるような情報や出来事が頭の中でつながるようになっていった」こと。大袈裟に言えば、僕の脳内でイノベーションが起こったのです。 それ以前の僕はどうだったのか? 情報と情報がつながっておらず、よくわからない出来事が発生すると、そのたびに一から考え始めなければなりませんでした。ブログを書き始めた半年後か1年後からは、自分の頭の中の何かがつながるようになって、仮説を立てる能力が格段に高まっていったのです(気のせいかもしれませんが)。 これは、「毎朝静かに考える」という習慣を手にしたためでしょう。僕の場合はブログでしたが、人によってはマインドフルネスだったり、ウォーキングだったりするのかもしれません。ひとり、自分と向かい合う時間。これが僕には必要だったのだとわかりました。 そして、習慣化すること。ブログを始めて1年もすると、もうやめられなくなってしまいます。1日でも欠けてしまうことがあると、ものすごく後悔することになるのではないか・・・。そう思って、風邪の日も二日酔いの日も書き続けました。更新の時間にはバラツキがあったり、どうしても電波がなく(離島などの場合)、更新のみ1日ずれたことはありました。そうした例外を除き、12年間続けることができた。まあ、三日坊主になることの多い僕にとっては、ちょっとした成功体験といえますね。 さすがに12年続くと、次の12年を目指すことになるでしょう。今度は自分のためではなく、誰かの役に立つ中身に変えていこうと思っています。役に立つと同時に、おもしろい文章になるかどうか? このあたりが次なるチャレンジといえます。 これまで長い文章を忍耐強く読んでいただいた方々に感謝申し上げます。できましたら、ブログ引っ越し後もご覧いただければ幸いです。移転先は明日お知らせします。
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by sogopt
| 2018-01-09 05:01
| 写真
一日の半分くらいは本を読んで過ごす。他の時間は、考える、パンを焼く、買い物へ行く。休日らしい休日となった。9時半頃就寝。 昨日本を読んでいて感じたこと。それは「単行本はやはり縦書きがいいなぁ」ということでした。技術書とか料理本といった、横書きのほうが伝わりやすい本もありますが、長い文章を読ませるにはやはり縦書きのほうがいい。横書きで長い文章を読んでいくと、目が疲れてしまうのです。日本語の文章の場合、目は横移動より縦移動のほうが疲れにくい。僕はそう思っています。 インターネット時代に今、横書きのほうが読みやすい・・・という人も増えているに違いありません。昨日読んだ本などは、横書きにする必然性がない本でした。では、なぜ横書きだったのか? 「学生向けに書かれた本」だったのです。読者はデジタルネイティブな人たちだから、横書きがいいだろう・・・と著者、編集者が考えたのでしょう。 世の中、次第に横書きが増えていき、縦書きは廃れていってしまうのか? そんなはずはありませんね。小説もノンフィクションもビジネス書も、圧倒的多数の本は縦書き。英数字が多用される本の場合は、表記しやすいという理由で横書きの本が多い。要は、読みやすいかどうか、伝えやすいかどうかで縦横を選択すればよいのです。 一般に、単行本一冊に収められている文字数は10万~18万字(200~300ページの場合)。これだけの文字数を読むのですから、本の作り手は読みやすさにこだわらなければなりません。 フォント、字間、行間はもちろんのこと、ノド、小口、天地のスペースをどのくらいとるのかも重要になってきます。ページを開いたとき、本の綴じてあるところを「ノド」、外側の両端を「小口」といいます。 ノドのスペースが不足していると、ページを思い切り開かねばならず、読みにくい本になってしまいます。小口よりもノドに十分な余白をとるべき。自費出版物の中には、ごく稀ですが、文字がノドに埋没しそうになっていて読みにくいものがあります。 縦か横かの話に戻ると、去年、僕はおもしろい事実に気づきました。今さら・・・という気づきではありますが、僕は原稿を書く際、横書きで書くことが多かったのです。自分の書いた文章は印刷時には縦書きに変換されるのに、原稿を書く際は、当たり前のように横書きで書いていた。今考えると実に不思議です。 なぜなんだろう? パソコンとはそういうものだという思い込みがあったのかもしれません。少し遠い過去にさかのぼって考えていくと、ワープロ時代、僕は縦書きで原稿を書いていたことを思い出しました。1990年代前半からパソコンを使うようになり(Windows3.1)、なぜか横書きになった。縦でも横でも構わない・・・。当時は若かったということでしょうか。どちらでも違和感なく使うことができた。 以来、当たり前のようにずっと横書きで原稿を書いていました。ただ、スロウ編集部内を見ると、歴代編集者の何人かが縦書きで原稿を書いているのです。実際、僕も何度か試してみたことがあります。漢字変換がちょっとやりにくいというのが正直な感想。 しかし、昨年本を執筆するにあたって、改めて縦書きにチャレンジすると、驚くほど書きやすかったのです。漢字変換も慣れるとまったく問題なし。それ以上に、ワープロソフトは縦で書くものだと確信するようになりました。 パソコンの画面は横長になっていて、横書きだとデッドスペースができてしまうもの。縦書きに切り替えると実に有効に画面を使うことができるのです。僕の執筆した文庫本の1行の文字数は34字。縦書きにすると、34字×40行が楽に画面に収まる。これは書いていて心地よい。どうしてこれまで縦書きにしなかったのだろう・・・。これからは断然、一太郎+縦書きですね。 ちなみに、先ほど1冊の単行本の文字数は10~18万字と書きましたが、おそらくこれから本の文字数は減少していくことになるでしょう。僕の書いた本は2冊とも6万5千字程度。写真を入れずに文字だけの本にしたなら、きっと8万字くらいになったでしょう。 けれども、今の時代、文字だけびっしりという本を読む人は少ない。ある程度は図版、写真が必要です。1ページに収める文字数も、昔に比べてずいぶん減っているような気がします。文字が大きくなった、あるいは行間が広くなっているはずです。昨日読んだ本はB6変型。当然文庫本より大きな本ではありましたが、4万字に満たなかったのではないかと思います。その証拠に、僕は1時間程度で読み終えてしまいました。 どのジャンルの本であっても、くどくどと同じようなことが書かれている本は読まれなくなっていく。同じ中身であれば、文章は短いほうがいい。実用書、ビジネス書はそうした方向へ向かっていくことでしょう。僕の書く文章もできるだけくどくならないよう、気をつけなければなりません。 そんな理由から・・・ではありませんが、近日中に僕のブログはリニューアルすることとなります。今までよりも読みやすくなる予定です(縦書きになるわけではありません)。
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by sogopt
| 2018-01-08 07:12
| 写真
午前10時半出発。風景撮影。士幌、上士幌、足寄、阿寒(釧路)、弟子屈。午後6時半帰宅。前日10時間眠っただけあって、運転中一度も眠くならなかった。「運転すると眠くなる」というわけではなく、これまでは慢性的な睡眠不足が眠気を招いていたのかもしれない。今後意識して睡眠時間を確保しよう。9時半就寝。7時間半睡眠。 昨日はバイオリズムでいうと、身体、感情、知性の3つとも不安定日になる要注意日でした。やはり迷信なのかなぁ。それとも、不安定なほうがいい写真が撮れるということか? ともかく、昨日は車の運転には気をつけるようにしていました。 風景撮影をしていていつも感じていること。それは「ここに駐車スペースがあるといいのに・・・」と思うような場所がたくさんあることです。昨日も、車を止めることができたらすごくいい写真が撮れるのに・・・と思いながら運転していました。そうした「幻の名作」がずいぶんたくさんあります。素晴らしい場所ほど、車を止める場所がない。特に、冬場の路駐は極めて危険ですから、幻の名作が生まれやすいですね。脳裏に焼き付けるほかありません。 ビジネスにも、あるいは人生にも同じことが当てはまりそうです。今このタイミングで行動を起こせば、成果を生み出すことができるに違いない・・・。そう感じるようなチャンスに出合うことがある。20代の頃は鈍かったためか、「それがチャンスだった」とわかったのは数年後のことでした。 チャンスを逃し続けると、次第にチャンスの大きさが小ぶりになってしまうような気がします。必ずしも大物狙いがよいとは思いませんが、乗れるときには乗ったほうがよいと思います。また、小さなチャンスであっても的確に自分のものにすることで、次に訪れるチャンスが少しずつ大きくなっていく。無謀な生き方は避けるべきですが、できるだけチャレンジャーな生き方を選んだほうが、人生は充実したものになるのではないかと思います。 ただ、チャンスにも2種類あって、自分・自社の成長につながるものとつながらないものとがあるわけです。たとえば、「1年前にビットコインを買っておけばよかった・・・」というのも、ひとつのチャンスだったかもしれません。しかし、そういうチャンスは自分の成長には何の関係もありません。自己成長と無関係な報酬には相応の対価を払わねばならないことが多いもの。チャンスに見える落とし穴もたくさんある。 したがって、何かにチャレンジする際には、「成長につながるかどうか?」がひとつの判断基準となるでしょう。 もうひとつは、チャレンジすることによって「人の役に立つかどうか?」でしょうね。経済的側面も大事ではありますが、自分以外の人が喜ぶかどうか、社会貢献につながるかどうか。このポイントを外してしまうと、一時的にうまくいったと思っても、長続きすることはありません。 「人の役に立つかどうか」という判断基準は、「自己成長」の基準よりもちょっとだけ判断が難しいところがあります。どうしてかというと、人の立場になってみなければわからないからです。人、あるいは社会の役に立つということは、自分以外の人、あるいは地域全体の成長や発展に貢献するということ。ものの見方が狭くなってしまうと、適切な判断を下すことができなくなる。 一部の人にとっては好ましい結果をもたらすが、他の人には著しく困った結果となる・・・。そんなケースも起こりうる。すべての人にとって好ましい活動というものは、存在しないのかもしれません。けれども、「自分・自社の行う活動は幅広く人の役に立つものだ」と信ずる必要があるでしょう。基準となるものは人によって、会社によって、違いがあるのは当然のことです。しかし、「自分はこうだ」という基準を持つことが重要ですね。 若手の人の場合は「何が本当に社会のためになるのか」はわからないことが多いものです。ですから、ある程度は「自己成長」に絞って判断してよいのかもしれません。考えてみると、僕にもそうした傾向がありました。 20代の場合は、まだまだ活動領域が狭いため大きな社会貢献を果たすことができない代わりに、大きな不利益をもたらすことも少ない。たくさんの経験をし、その結果を検証してみれば、自然に次の行動が修正されていくものです。 また、会社組織の場合は周囲の人たちからの助言や修正が得られますから、会社員の場合は安心して「思い切ったチャレンジ」を試みるべきでしょう。会社には資源があり、チャレンジの場があり、周囲からのサポートも得られる・・・。本当に恵まれたポジションにあるのではないかと思います。 意志があるかどうか? チャンスに乗ることができるとすれば、クリアすべき点はそこだけですね。 会社員になると、自社の事業がさまざまに移り変わっていく風景を目の当たりにします。自分は窓の外を眺めているだけの存在なのか? そう自問すると、「風景を撮る」とか「風景そのものをつくりかえる」とか「同じ風景を見る仲間を増やす」といった主体的活動に目覚めていくことになるはずです。今年はチャンスがいっぱいやってくる年。自分の意志を明確にすべき年でもあります。
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by sogopt
| 2018-01-07 07:12
| 経営
朝3時過ぎから「2018年の年頭にあたって」をまとめる。図版を整え、インデザインに配置。キャプションを書く。最後は本文の字数調整。6時には完成した。朝食後は読書。11時45分、ノースランドへ。北海道新聞社の新年交礼会。市長のあいさつでは、前年同様おすすめの本が紹介された。リンダ・グラットン、加藤陽子、池澤夏樹。12時45分出社。1時半帰宅。再び読書。5時キムチチゲをつくる。6時夕食。7時半、またしても眠気に襲われ、そのまま就寝。10時間も眠ってしまった。 忙しさを理由に本を読まずにいることもあるのですが、多忙そうに見える人ほど本を読んでいたりします。自分の中で読書の優先順位を上げていくべきですね。自分の一日の過ごし方を振り返ってみると、意味の薄い時間がたくさんある。毎日1時間程度を読書に充てることができれば、自分に必要な情報をインプットできるに違いありません。 娯楽的な時間、あまり考えなくても済むような時間の使い方に向かっていこうとする自分。その一方、成長したい、問題解決したいという自分もいます。両者の葛藤があって、「成長のための時間」をより多く確保した人が実際に成長していく。読書には限りませんが、成長という観点から一日の時間の使い方を見直すべきでしょう。僕も、新年にあたって2018年は「本をたくさん読む年」にしていこうと思います。 成長意欲はあるものの、自分の知的体力が追いつかないというケースも当然ありますね。今月の次世代幹部養成塾の課題となっている本も、やさしく書かれてはいますが部分的には難解。前半はいいペースで読み進んでいったのですが、後半に入って読むスピードが落ちました。意味はわかるが仕組みがわからない。繰り返し読む必要がありそうです。 全部を理解しようと考えるのは欲張りなのかもしれないな・・・。そんなふうにも思えてきました。リンダ・グラットンの「LIFE SHIFT」についても、全部理解したわけではない。自分の知りたいことがわかったから、「理解した」と思えたのです。もしかしたら、本の半分くらいしか理解していないのかもしれない。それでよいのでしょう。 人と会話をしていても、相手のメッセージの半分しか理解できないということがあります。当然その逆もある。僕の伝えたいメッセージはたぶん半分以下しか伝わっていない。したがって、伝え方を変えて何度も伝える。たぶん、どの会社でも行われていることですし、社外でも、家庭でもそうしてメッセージを伝えようとしている。 本の場合は「紙の本」「電子書籍」「オーディオブック」の3通りしかありませんから、情報の受け手が受け取り方を工夫することになります。通常の場合は、繰り返し読むことでしょう。だが、それでも理解できないことが多い。僕の場合、関連図書の中から比較的やさしそうなものを読むことにしています。 どうがんばっても理解できないジャンルというものもあります。きっと誰にでもあるでしょう。理解できないのだけれど、今の仕事に必要な情報。無理をして習得しようとすると、仕事が嫌いになってしまうかもしれません。 単純な話、分業すればよいのだと思います。得意な人から教えてもらう、または自分の仕事の一部を肩代わりしてもらう。それが比較的容易にできるのが会社組織のよいところ。フリーランスの人であれば、ちょっと苦労する(または費用が発生する)かもしれません。 僕は仕事人生の前半は自己完結型の仕事を目指していたため、分業というのがどうも苦手でした。思い通りにしたいという気持ちと誰かに任せたいという気持ちが葛藤する。人に説明するくらいなら、全部自分でやってしまおう・・・という安易な結論に飛びつく傾向があります。このあたりを軌道修正しながらやってきた10数年ではあるのですが、なかなか直りません。 正しい分業の仕組みを知って、自社に生かせるようにしなければと思っているところです。 会社には「自己完結型の仕事」と「分業すべき仕事」がある。後者のほうが圧倒的多数を占めるはずです。また、自己完結型といっても100%自己完結するはずはなく、他部署の手助けが必要となる。いかに他者、他部署と協力しながら成果を生み出していくか? そのためには正しい分業の仕方を身につけていかねばなりません。 今読んでいる本にはそれを数値化する手法が書かれています。本の中身とは関係ありませんが、10年以上前に札幌の同業者を見学したこともありました。そこでは社内通貨が流通していました。視覚的効果があって、非常にユニーク。我が社にも取り入れたいと思いましたが、やり方が皆目わからない。 年月がたち、今はブロックチェーンの時代です。もっと違ったアプローチの仕方で各部署の生み出す付加価値を見える化できるのではなかろうか? 10日に行われる次世代幹部養成塾の中で、ディスカッションしてみたいと思います。
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by sogopt
| 2018-01-06 07:21
| 我が社
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